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Poloをよく見てみる2 [Polo AWCHZ]

私の妄想空力観察日記です。


サイドミラーの下部を流れた空気がドアパネルのエッジに導かれて
屋根の樋を通る水のように前から後ろへ流れてくのが見えます(見える?)
パネルのドアクリップの中心あたりを通っているエッジのリアの先は
テールランプのエッジと繋がっており、繋がった交点から
次は下方向へ直角に壁を立てるようにテールランプカバーがデザインされています。
ここに導かれた風を、リアハッチにできるだけ巻き込ませずに
より後方へ綺麗に剥離させたい思惑があるように見えます。いえ、見えませんが(おぃ)

このサイドのエッジのデザインは、窓の下の突起、その下の窪み、さらにその下の突起と
サイドミラー周辺の風をいかに綺麗に後方へ流そうとしているのか。
そのような意図を妄想します。えぇ、思い込みって大事ですよね(苦笑)

私の空力妄想の基礎は、難しい話は理解していませんが、
トタン板を雨水が流れる様を想像するようにとは、FCの空力レクチャーで聞いたことです。

デザイン面から見ても、
真ん中の窪みのラインがリアウィンドウの下部のラインと同じ高さでありますし、
ドアクリップを通過している突起は、テールランプのエッジとリアハッチのエッジと
一体感を持って見ることができます。

サイドパネルを流れた風の処理は、Cピラーの後端においてもされているのが
観察できます。
Cピラーのリアウィンドウ側は角度をつけて折ってあります。
これも風をまとわりつかせたくない、後ろへ流してやりたいという意図を想像します。
ただ、リアウィンドウの巻き上げの汚れは発生していますが。
これに関しては、リアスポイラーとアンダーパネルとの関連した性能の問題の方が
大きいはずですので、私が意図している性能を手にするには、
大幅な改変が必要になるでしょうし、そこまでしてその性能が必要かと言われれば、
リアワイパーがあるからよかろうと(おぃ)
高速走行時の燃費は、良くなりそうですけれど、それより全体のバランスというか
全体で見た時の性能の向上というモノを考えると、エアロパーツを付けるという選択肢は
Poloの場合、なかなか範囲が狭いようにも考えます。

リアスポイラーのサイドにエアロパーツを付けるのも、今の流行でありますが
その部品をつけているハッチバック、ステーションワゴンを観察していても
リアウィンドウの、水飛沫の巻き上げによる汚れは回避できていないところを見ると
私の望んでいる性能ではなさそうです。

巻揚を減らすにはどうするのかと考えると、カルマン渦をさらに後ろに発生させる。
このことに尽きるでしょう。
渦をさらに後ろに発生させることができれば、引っ張られる力も減り、
Poloの動力もさらに効率的に使うことができれば、燃費も上がる、もしくは
同じ燃費でも移動速度をあげることができる。このように考えます。

前段でも述べましたが、全体的に考えた時に、エアロパーツを装着するということが
(私が意図している性能を有しているものと仮定して)
解決方法なのかと考えると、ではつけたエアロパーツの性能を如何様に発揮させるか、
そのことも問題として上がってきます。
これは結果的に、今の空力性能を十全に発揮させることの重要性を訴えることにはならないかと。

総論として、Poloの空力デザインを観察していると
三菱自動車、後期型レグナムの空力のデザインとずいぶん共通していることが見受けられます。
三菱お得意の、20年先のトレンドを先取りしすぎて現役当時に評価をされにくい技術(爆)

後期型レグナムの空力のポイントとしては、リアのデザインにあるはずですし、
そのデザインの原理原則は、現代の車の空力のデザインにずいぶん通用するものではなかろうかと。
フロントのデザインにしても、ヘッドライトとフロントバンパーの段差は
ドラッグの要因になっているはずですが、Poloの場合でも、他のドイツ車にしても見受けられますし、
ヘッドライトの外側からフェンダーに向かうデザインにしても
現代に通じる空力の最適解が込められているという評価をするのは、悪くないかもしれません。

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