長野県立歴史館 [Polo AWCHZ]
長野県へ向かいます。
試してみたかったのは、中央道だけではなく下道の国道19号を併用して使ってみた場合の所要時間はどれほどのものか。
交通量の少ない時間帯ならば、私としては有用に使うことができそうだと。
ただ真夜中などは、動物などとの遭遇も考慮すると中央道を使った方がリスク管理はできそうだと考えています。
長野県立歴史館の秋季企画展である「全盛期の縄文土器ー圧倒する褶曲文ー」を見学に行ってきました。
発掘される縄文土器には、人を埋葬していたものもあると知ってからやや興味が引いているのですが（冷や汗）、せっかく興味を持った事柄でもあります。
5000年前の人類社会のことを、5000年後の人類はよく知らないということが私には興味深いことであります。ということは、5000年後の人類も今の人類をよくわからない、ということになりかねません。
ですが、まだわかる可能性は、社会の下部構造としての資本主義経済社会が、どのような形であれ継続しているのであれば、同じ知識内のことで理解することができるかもしれません。
これと同じ理由で、資本主義経済が社会の下部構造として存在している現在の人類社会の知識では、5000年前の人類社会を知ることは、外部の知識を必要とするのかもしれません。
なので縄文土器の文様がどのような意味を持たされているのか、私はどうしても「資本主義経済」という知識の中から考えてしまいますので、ぱっと見よく分からない（笑）ですが、これを作った当時の人たちには意味がある、いえ、意味があると考えたがるのは現代人ゆえかもしれません。
何度か見学している縄文土器の企画展でありますが、今日初めて気がついたのは、縄文土器に夜空を印象するような文様を見たことがあるか？ということです。動植物の文様を、土器の装飾、もしくは記録として見ることはあっても、星空を印象付けさせるような文様は見たことがないなと。
縄文時代においても天文を観測していたと推測できる遺跡も発掘されているということなので、土器にその影響があっても面白そうなものです。
土器の文様にも流行り廃りがあり、縄文時代、土器の文様や形状の流行は東北から南下してきていたとは、この企画展で紹介されています。
現代においては、明治維新後、東京が世界の文化の点火機の役割を担っていますが、縄文時代は北方の地がその役割を担っていたとは興味深いことでした。
稲作文化である弥生人と、狩猟採集文化である縄文人。縄文人は、西から来た弥生人に追われて東へ、東北の地へ追いやられたと言われがちであります。この企画展にも書かれていましたが、縄文人は弥生人とも混血をし、稲作文化を取り入れながら土地に住み続けたと。
そこに私は、追いやられた縄文人、という印象だけでは不足しているのだろうと。
稲作が東北地方では寒冷のために文化が根付かなかった、とも考えれば、その土地で住む人たちの生活手段として、縄文式のやり方、狩猟採集文化であろうと。決して追いやられただけではなく、その土地で生活していくために必要な手段が、非稲作でなければならなかった。
ここら辺の時代背景は、後代になれば「もののけ姫」にも関わってくるのでしょうし、集団で稲作をする弥生人の軍隊と、集団で狩猟もするであろうが軍隊として集団行動に長けていたか疑問がある縄文人の集団とでは戦闘においてどちらに利があったのか。戦う武器にしても石器中心と、鉄器も採用していたであろう弥生人の軍隊と。歴史的に見れば、夷人討伐を行い、敗れた人たちを捕虜として西国に連れてきていたということでも、戦闘集団としての機能性は稲作文化に利があったのでしょう。
私は、専門的に深く知りたいというよりも、美味しいところだけのつまみ食いをしようと企んでいます。
そういった点において博物館なりの企画展や各地の常設展の見学は、私の企みに、ちょうどいい情報量であったり視点の提示であろうと捉えています。
そんな印象を持ち得た企画展でありました。
歴史館を出て近くにある更埴ICから長野自動車道に乗って帰路は、中央道を南下していきます。
それにしても高速道路を巡航するPoloのエンジン音は静かです。車内にいて聞こえてくる音はロードノイズくらい。エンジンの音もギヤの音も車内に入ってきている感覚はありません。
都市高速が工事中であり、その影響で下道の幹線道路も渋滞しているであろうと予測をして、足を伸ばして自宅近くにあるICで降りることに。だいぶ贅沢ではありますが、高速のICからICまで、まさにdoor to doorです。これは新鮮な感覚です。慣れてしまうのが恐ろしい（笑）
あと、ポケットWi-Fiの稼働時間内に帰宅することができました。帰宅して見てみると、電池の残量は半分ほどを示していました。ここら辺の具合はよくわかりませんな。
試してみたかったのは、中央道だけではなく下道の国道19号を併用して使ってみた場合の所要時間はどれほどのものか。
交通量の少ない時間帯ならば、私としては有用に使うことができそうだと。
ただ真夜中などは、動物などとの遭遇も考慮すると中央道を使った方がリスク管理はできそうだと考えています。
長野県立歴史館の秋季企画展である「全盛期の縄文土器ー圧倒する褶曲文ー」を見学に行ってきました。
発掘される縄文土器には、人を埋葬していたものもあると知ってからやや興味が引いているのですが（冷や汗）、せっかく興味を持った事柄でもあります。
5000年前の人類社会のことを、5000年後の人類はよく知らないということが私には興味深いことであります。ということは、5000年後の人類も今の人類をよくわからない、ということになりかねません。
ですが、まだわかる可能性は、社会の下部構造としての資本主義経済社会が、どのような形であれ継続しているのであれば、同じ知識内のことで理解することができるかもしれません。
これと同じ理由で、資本主義経済が社会の下部構造として存在している現在の人類社会の知識では、5000年前の人類社会を知ることは、外部の知識を必要とするのかもしれません。
なので縄文土器の文様がどのような意味を持たされているのか、私はどうしても「資本主義経済」という知識の中から考えてしまいますので、ぱっと見よく分からない（笑）ですが、これを作った当時の人たちには意味がある、いえ、意味があると考えたがるのは現代人ゆえかもしれません。
何度か見学している縄文土器の企画展でありますが、今日初めて気がついたのは、縄文土器に夜空を印象するような文様を見たことがあるか？ということです。動植物の文様を、土器の装飾、もしくは記録として見ることはあっても、星空を印象付けさせるような文様は見たことがないなと。
縄文時代においても天文を観測していたと推測できる遺跡も発掘されているということなので、土器にその影響があっても面白そうなものです。
土器の文様にも流行り廃りがあり、縄文時代、土器の文様や形状の流行は東北から南下してきていたとは、この企画展で紹介されています。
現代においては、明治維新後、東京が世界の文化の点火機の役割を担っていますが、縄文時代は北方の地がその役割を担っていたとは興味深いことでした。
稲作文化である弥生人と、狩猟採集文化である縄文人。縄文人は、西から来た弥生人に追われて東へ、東北の地へ追いやられたと言われがちであります。この企画展にも書かれていましたが、縄文人は弥生人とも混血をし、稲作文化を取り入れながら土地に住み続けたと。
そこに私は、追いやられた縄文人、という印象だけでは不足しているのだろうと。
稲作が東北地方では寒冷のために文化が根付かなかった、とも考えれば、その土地で住む人たちの生活手段として、縄文式のやり方、狩猟採集文化であろうと。決して追いやられただけではなく、その土地で生活していくために必要な手段が、非稲作でなければならなかった。
ここら辺の時代背景は、後代になれば「もののけ姫」にも関わってくるのでしょうし、集団で稲作をする弥生人の軍隊と、集団で狩猟もするであろうが軍隊として集団行動に長けていたか疑問がある縄文人の集団とでは戦闘においてどちらに利があったのか。戦う武器にしても石器中心と、鉄器も採用していたであろう弥生人の軍隊と。歴史的に見れば、夷人討伐を行い、敗れた人たちを捕虜として西国に連れてきていたということでも、戦闘集団としての機能性は稲作文化に利があったのでしょう。
私は、専門的に深く知りたいというよりも、美味しいところだけのつまみ食いをしようと企んでいます。
そういった点において博物館なりの企画展や各地の常設展の見学は、私の企みに、ちょうどいい情報量であったり視点の提示であろうと捉えています。
そんな印象を持ち得た企画展でありました。
歴史館を出て近くにある更埴ICから長野自動車道に乗って帰路は、中央道を南下していきます。
それにしても高速道路を巡航するPoloのエンジン音は静かです。車内にいて聞こえてくる音はロードノイズくらい。エンジンの音もギヤの音も車内に入ってきている感覚はありません。
都市高速が工事中であり、その影響で下道の幹線道路も渋滞しているであろうと予測をして、足を伸ばして自宅近くにあるICで降りることに。だいぶ贅沢ではありますが、高速のICからICまで、まさにdoor to doorです。これは新鮮な感覚です。慣れてしまうのが恐ろしい（笑）
あと、ポケットWi-Fiの稼働時間内に帰宅することができました。帰宅して見てみると、電池の残量は半分ほどを示していました。ここら辺の具合はよくわかりませんな。
