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AIに頑張れと言ってみると? [雑感]

サイバーフォーミュラーというアニメーションが、30年ほど前?に放映されていたのが
YouTubeに再放送されています。
懐古趣味もあり途中の一話を見たのですが、
AIとドライバーの関係性が、塩梅よくできているのではないかと、
それだけではなく、意外に?考察をされて作られているのではないかと、感想を持ちました。



ドライバーの、車が壊れるような操作に対して警告を行いますが、ドライバーの意思を優先し、
壊れる前から各種警告を発し、結果、壊れてコースアウトした後も、
どこがどのように破損して走行不能になったのかをドライバーに報告しています。
そしてこのアニメーション、V10エンジン搭載した内燃機関の車と、インホイールモーターの車と、同じレギュレーションでレースをさせていたんですよね。
エンジン音は、当然?内燃機関のエンジン音と、モーターの作動音で分けて表現されています。

面白いですね、F1もこれでいいのに(苦笑)

自動運転と人間の関係性というものは、全ての人とは言いませんが、人間がAIに対してどこか優位である、そのような状況を好むのは、車の運転が好きである方々の共通した認識であるかもしれません。

このことから考えると、壊れないように走るレクチャーをするAIではなく、
壊れる状況を、刻々と各種数値で伝えてくれるAIの方が、
運転好きな方々には受け入れられやすいのかもしれません。

そして主人公の少年は、自分の操作で壊そうとしている車を管理しているAIに向かって、
「頑張るんだっ」と言っているのが印象的でした。
この感覚は、鉄人28号をコントローラーで操作する少年主人公です。
鉄人28号においては「頑張って」結果を出しますが、このアニメではAIは沈黙をするのみでありました。
おそらく、過去のアニメとの対比をさせていたのだと思われます。
よくできているなと感想を持ちます。
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