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奈良、法隆寺 [Polo AWCHZ]

聖徳太子に関連するお寺を訪ねています。

法隆寺を訪ねるのは、これで人生3度目。

1度目は、小学生の修学旅行。
2度目は、10年ほど前に。


法隆寺をきっちり見て回るのは、今回が初めてでした。
2時間ほどかけてみて回るのは、1500円の拝観料に見合うだけの質と量だと思いました。

私としては、聖徳太子その人のことを知りたいのですが、
どちらかというと、聖徳太子の時代のことがよく展示されています。

特別展であった仏像の展示に関しても、聖徳太子の時代のことを紹介してあっても
太子本人に直接関係していることは少なかった、と、印象を持ちました。
しかし古い仏教美術を見るという観点からすれば、十分に満足することができました。

ここでも時代の反復運動を観察することができます。

中国の文化に強く影響を受けた奈良時代の木仏像と平安時代の仏像のデザインとは、明確に差異があり、平安時代というものが大陸文化からの脱却を目指していることがわかりました。
それを日本のオリジナリティと言うのでしょうし、
奈良時代に大和朝廷周辺に帰化していた大陸人たちも世代が過ぎると
日本人的な、と言うアイデンティティに目覚めていくものでありましょう。
これには、当時流行した疫病による唐の勢力の低下というものが大きく関わっているでしょうし
現在流行している疫病に関しても、政治状況というものに影響を色濃く残していくことだろうと
想像がつきます。

ざるそばのそばつゆが、名古屋人としては甘く感じてしまい、
地域による差異というものは、食文化にもよく現れるものだと勉強になります。

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