AIに損の仕方を尋ねる [雑感]
動画サイトにて、AIについての話題を上げられていました。
AIは最適解を導き出すが、それはたった一つの最適な答えではなく、
数多くある最適解の一つを提示する。
ふむふむと聞いていると、対談者の方がそれはドラえもんですねと。
ドラえもんも秘密道具には、役割を重複する機能を持った道具が存在する。
スモールライトとガリバートンネル。
同じ役割を持った道具が存在するのは、それはドラえもんが(ドラえもんのAIが)
のび太くんの助けてくれと言ってきた状況に合わせて、道具をポケットから出している。
だから、スモールライトであったりガリバートンネルであったりする。
AIが、最適解の一つを提示することをこれで説明されて、
なるほど、さすが未来の猫型ロボット。その性能は伊達じゃない(笑)
ドラえもんの解説本に書いてあったのを思い出しました。
ドラえもんは、四次元ポケットに手を入れる時には、
取り出す秘密道具は何かAIが選別し終えていて
四次元ポケットの中から道具を分別して
ポケットの入り口から伸びてくるドラえもんの手に引っ付けるようなシステムであると。
ドラえもんが選んでいるようで、実は、ドラえもんの無意識下(AIの性能)で道具の選択はされている。
無論、ドラえもんがこれが欲しいと思って出す時もあるでしょうが、AIが選別をしているというところが記憶に残っていました。
宇宙からの帰還 立花隆 を読んでいます。
米国、NASAの宇宙計画によって宇宙空間に上がった米国人パイロットをできるだけ取材をして
宇宙飛行士が何を感じたのかを、調査取材した本であります。
その中で、取材当時、環境ビジネスコンサルタントの仕事を立ち上げている元宇宙飛行士は、こう言っています。
「環境汚染を恐れないのも間違いだが、恐れすぎるのも間違いである」
「地球が存在するために、どこまで環境に影響を与えることが許されるのか」
1980年代米国における環境ビジネスというのは、環境と産業の関係性の確立でもあったようです。
では、現在言われている「人類が排出する二酸化炭素による地球の環境汚染」の対策を
AIが導き出す最適解は、内燃機関の自動車を電動化することを提案するのでありましょうか?
それは最適解の一つとして提案するかもしれません。と考えるのが、中庸でありましょう。
ということは、何でもかんでも電動化すればオッケー、と考えるのは偏ったものの考えではないか。
という結論にも至ります。
ですが人類社会において、偏った結論が是として、資本主義経済が回っていくのは特段今回が始まりではないでしょう。
欧州の自動車の電動化への主導権は、米国や日本に対して「産業経済」が立ち遅れた、
二十世紀の反省のもとに行われているとすれば、日本の自動車メーカーが国と一体となって
欧州の電動化政策に加わろうとしたところで、欧州でどれだけ受け入れられるのか。
米国と日本の自動車産業への攻撃材料としても考えているのであれば、
日本がそのルールづくりに加わることは、相応の負債を常に生じることと同義でもありましょうし
加えてくれるのかどうか、これも怪しいものです。
技術だけ取られて、日本の言い分は聞き入れられないと考えるのは、被害妄想でありましょうか。
隣国の大陸国家との関係性は、法治国家であるか、国際法というルールに乗っ取れるかどうかが問題であり、適切な距離感が必要でありましょうから、
少なくとも、同じような民主主義国家陣営であり、国際法を遵守する姿勢のある巨大消費国、もしくは消費経済圏をターゲットにするのが、妥当でありましょう。
欧州圏の電動車政策に、どこまで擦り寄ることが最適解であるのか。
現在の、日本国内のコロナ禍政策において、行き当たりばったりなのか、それとも計算をするも適切ではない計算式で間違った答えを出してその訂正に追われているのか、よくわかりませんが、
五輪開催においてトヨタ自動車などの企業が、CM料は払うけどCMは流さない、と判断したのは、
二酸化炭素排出抑制や、自動車の電動化の政策に対して、現政権が「行き当たりばったり」の
やり方をしている、そのことへの報復でもあろうと、私などは考えてしまいます。
自動車の電動化への欧州のルールブック作りに日本も参加すべきだと、
自動車評論家の有識者?の方々は、口にしているようですが、
どこまで首をつっこんだほうがいいのか。それには言及をしていません。
ずるずるべったりにするのか、それとも適切と思われる距離感を保つのか。
無数にある最適解の一つを、これしかないような印象操作で行っているような事業に対して、
損しながらお付き合いする程度の距離感が良さそうだとは、
一周遅れの生活をしている私などは考えます。
AIは最適解を導き出すが、それはたった一つの最適な答えではなく、
数多くある最適解の一つを提示する。
ふむふむと聞いていると、対談者の方がそれはドラえもんですねと。
ドラえもんも秘密道具には、役割を重複する機能を持った道具が存在する。
スモールライトとガリバートンネル。
同じ役割を持った道具が存在するのは、それはドラえもんが(ドラえもんのAIが)
のび太くんの助けてくれと言ってきた状況に合わせて、道具をポケットから出している。
だから、スモールライトであったりガリバートンネルであったりする。
AIが、最適解の一つを提示することをこれで説明されて、
なるほど、さすが未来の猫型ロボット。その性能は伊達じゃない(笑)
ドラえもんの解説本に書いてあったのを思い出しました。
ドラえもんは、四次元ポケットに手を入れる時には、
取り出す秘密道具は何かAIが選別し終えていて
四次元ポケットの中から道具を分別して
ポケットの入り口から伸びてくるドラえもんの手に引っ付けるようなシステムであると。
ドラえもんが選んでいるようで、実は、ドラえもんの無意識下(AIの性能)で道具の選択はされている。
無論、ドラえもんがこれが欲しいと思って出す時もあるでしょうが、AIが選別をしているというところが記憶に残っていました。
宇宙からの帰還 立花隆 を読んでいます。
米国、NASAの宇宙計画によって宇宙空間に上がった米国人パイロットをできるだけ取材をして
宇宙飛行士が何を感じたのかを、調査取材した本であります。
その中で、取材当時、環境ビジネスコンサルタントの仕事を立ち上げている元宇宙飛行士は、こう言っています。
「環境汚染を恐れないのも間違いだが、恐れすぎるのも間違いである」
「地球が存在するために、どこまで環境に影響を与えることが許されるのか」
1980年代米国における環境ビジネスというのは、環境と産業の関係性の確立でもあったようです。
では、現在言われている「人類が排出する二酸化炭素による地球の環境汚染」の対策を
AIが導き出す最適解は、内燃機関の自動車を電動化することを提案するのでありましょうか?
それは最適解の一つとして提案するかもしれません。と考えるのが、中庸でありましょう。
ということは、何でもかんでも電動化すればオッケー、と考えるのは偏ったものの考えではないか。
という結論にも至ります。
ですが人類社会において、偏った結論が是として、資本主義経済が回っていくのは特段今回が始まりではないでしょう。
欧州の自動車の電動化への主導権は、米国や日本に対して「産業経済」が立ち遅れた、
二十世紀の反省のもとに行われているとすれば、日本の自動車メーカーが国と一体となって
欧州の電動化政策に加わろうとしたところで、欧州でどれだけ受け入れられるのか。
米国と日本の自動車産業への攻撃材料としても考えているのであれば、
日本がそのルールづくりに加わることは、相応の負債を常に生じることと同義でもありましょうし
加えてくれるのかどうか、これも怪しいものです。
技術だけ取られて、日本の言い分は聞き入れられないと考えるのは、被害妄想でありましょうか。
隣国の大陸国家との関係性は、法治国家であるか、国際法というルールに乗っ取れるかどうかが問題であり、適切な距離感が必要でありましょうから、
少なくとも、同じような民主主義国家陣営であり、国際法を遵守する姿勢のある巨大消費国、もしくは消費経済圏をターゲットにするのが、妥当でありましょう。
欧州圏の電動車政策に、どこまで擦り寄ることが最適解であるのか。
現在の、日本国内のコロナ禍政策において、行き当たりばったりなのか、それとも計算をするも適切ではない計算式で間違った答えを出してその訂正に追われているのか、よくわかりませんが、
五輪開催においてトヨタ自動車などの企業が、CM料は払うけどCMは流さない、と判断したのは、
二酸化炭素排出抑制や、自動車の電動化の政策に対して、現政権が「行き当たりばったり」の
やり方をしている、そのことへの報復でもあろうと、私などは考えてしまいます。
自動車の電動化への欧州のルールブック作りに日本も参加すべきだと、
自動車評論家の有識者?の方々は、口にしているようですが、
どこまで首をつっこんだほうがいいのか。それには言及をしていません。
ずるずるべったりにするのか、それとも適切と思われる距離感を保つのか。
無数にある最適解の一つを、これしかないような印象操作で行っているような事業に対して、
損しながらお付き合いする程度の距離感が良さそうだとは、
一周遅れの生活をしている私などは考えます。