ノミュニケーション

オリピック開催期間中に、国内の感染の拡大が止まりません。

重症患者数が大幅に増加していないことが、ワクチン接種の効果であることはわかります。

投票に行く高齢者世代が優先され（おぃ）現役世代への接種が遅れた状態でありますので
ワクチンの効果、さまさまの現状でありましょう。


感染拡大の原因の一つに挙げられているのが、飲食による感染。
酒の提供を口やかましく行政が規制したがるのも、
そのようなデータがあるからだと推測もできます。

このことは人類が、
飲食以外によるコミニュケーション技術を開発してこなかったことが、要因でもあります。

私は、お酒は飲まない（飲めない）性質でありますので（問題発言）
そのような作用もあるのだろう程度が、実感です。
積極的に活用してこなかったおかげで、ぼっち飯になれていますので
自分以外の人間と食事をしない日々が続いても、ストレスに感じることはありません。

芸能人ネタに、この緊急事態宣言下において誕生日会で人が集まったなどと
ネット記事で見かけます。

芸能人だけではなく、どうしても他人と飲食をして酒を飲みたい人たちの深層心理というのは何か？

柳田邦男氏の著作に、異郷の土地の人間同士を結びつける役割もあると
飲食における酒の役割を観察されています。

まさにこのセオリーが当てはまるのが、芸能界なのであろうと私は考えます。

そのような意図が実際に飲み食いをする人々の意識が
どこまで働いているのかを自覚しているのかはともかく、
飲食で対人関係の潤滑を計算しているとすれば、この飲食行為の制限は、
彼らの対人関係の構築に大きく阻害することになります。
それはストレスに感じることでしょう。

赤信号みんなで渡れば怖くない、とは、よくできた皮肉です。

コロナ禍騒動が赤信号で無くなった時には、
知識人の方達の言うナウでヤングではない「ノミュニケーション」が
どのように見直されるのか、それとも見直されないで行くのか。興味あることです。