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続、CDのリッピング [雑感]

私は女性ヴォーカルが好みのようで、男性の歌声よりも女性の歌声のCDが多いことが
改めてよくわかりました。



その中で、CDケースにも入らない、車用で使っていたCDだけが入る
二つ折りの収納具に残されていたCDをリッピングしました。

浜崎あゆみ、DutyとSUPER EUROBEAT presents ayu-ro mixです。

私は、初期の浜崎あゆみの楽曲のファンです。
シングルで言えば、kanariya、Fil highの13枚目までのファンです。
これ以降、浜崎あゆみの楽曲は、より、消費されるための音楽性を身にまとい、
それに応じるかのように彼女のCDセールスの枚数は、積み重ねられていきました。
2001年12月に発売された「A BEST」。これが彼女の転換点になったことを、
当時放送していた、浜崎あゆみの密着取材の番組で知ることができました。
浜崎あゆみ本人は、このベスト盤の発売に関してレコード会社に反発をし、数日間失踪をします。
それは、ベスト盤を出すということについて、彼女は、発売されたシングルの寄せ集めではない、
彼女にとってのベスト曲を集めるという意図を持っていたようです。
その彼女の意図に反して、浜崎あゆみのベスト盤は、レコード会社の戦略商品としての意味合いを色濃く持たされていました。それに、浜崎あゆみは反発をし、失踪をします。
数日後、姿を見せた浜崎あゆみはベスト盤の発売に同意をします。
私はその時の浜崎あゆみの表情を覚えていません。ただ、ベスト盤に彼女なりの確固たる思い入れを持っていた、それをレコード会社は、宇多田ヒカルの2nd albumの発売日と同日発売にベスト盤を送り出す、戦略的な意味合いを強く持たせた企画をした。その齟齬に対して、浜崎あゆみは、どのように自分と折り合いをつけたのか。そのTV画面からは、当時の私は何を得られることもできませんでしたが、彼女のそれ以降の楽曲の雰囲気の変化は、彼女の決断がよく現れているとわかります。

浜崎あゆみの変化は、より大勢の人に受け入れられる音楽を制作することであったと考えます。
自分の思いも入れる、だけれどもそれよりも「より多くの人に受け入れられる、共感される音楽を制作する」、それは彼女なりの社会への妥協と反抗と、わがままを押し通すだけの力を持つための決断を下したのだろうと、私なりに解釈をしています。

私は、初期のアルバムはMDに録音しているはずなので、CDの手持ちがありません。
どこかにベスト盤もあったはずですが、すぐに見つからないのは、
私の浜崎あゆみの楽曲との距離感を表しているのでしょう。

ユーロミックスなどは、2000年リリースのモノです。
20年経過した現在聞くと、明らかに古い印象を持ちました。
これは時代を超えられない編曲だったと。

彼女の楽曲が、どれだけ時代を超えられるのか。
私はそれが、初期の楽曲作品であれば嬉しいなと考えています。
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