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ニュートラル [雑感]

CO2の排出を削減、もしくは排除しようとする動きが加速をしていきます。

加速している社会の動きによって本当に、目的が達成されるのであれば結構なことです。





ニュートラルを広辞苑で調べます。

ニュートラル;どちらにも属さないこと。中立。不偏不党。
中性。無性。
機械装置で、原動機と動力伝達措置が切り離された状態。

よくわからない単語をさらに調べます。

不偏不党;かたよらないこと。いずれの主義・党派などにも与しないこと。公平・中正の立場をとること。
中正;立場がかたよらず正しいこと。

なるほど、世の中の声を素直に受け止められない理由は、「中正」であるかどうか、
そこに疑念を生じているからだと、自分の直観を客観的に把握できます。

無意識に名前負けしていると肌で感じているのか、無理を通そうとする論理が気になる。
そういうことでもあるのでしょう。

火山の爆発一回で、人類が排出するCO2のどれだけに相当するのか。
では火山の爆発を抑えるよう、科学力を行使することが自然に対して「中正」であるのか。

私には、マルクスが示した資本主義の論理を、人間の側が都合の良いように制御しようとしている、
そのような思想が環境保護活動に見え隠れしている、そのように観察しています。
それは人間の側の傲慢でもありましょうし、資本主義経済社会を制御することが本当に人間にできているのか。私はそれに対しては懐疑的な意見を持っています。
マルクスの共産主義者としての魂が叫ばせる、資本主義経済社会の次の社会というものに対して、制御しているつもりの人々は真面目に考えているのやもしれません。

移動する手段(=移動の自由)の自動車の原動機が、モーターであるのか内燃機関であるのか。
資本主義経済としては、労働者の移動の自由が確保することができれば、
どちらでも良いことでありますし、
それは自動車を生産する産業資本の都合で決まってくることでもあります。
その産業資本の都合を強引に、別の論理を利用して決めようとしているのか。

世の中で言われているような社会の目標が、
何らかの方法で達成することができるとすれば、それは結構なことですが、
自分の身の回りのことを考えても何かを変えればそれで方が付く、
そのような単純なことがどれだけ存在するのだろうかと私は、考えてしまいます。

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