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松山からの帰路 [Polo AWCHZ]

さて、坂の上の雲ミュージアムを見学することができ、
長年の目的を一つ、達成することができました。

昼過ぎまで松山市を散策して、松山市をあとにします。



ミュージアムの前の道路には路面電車が走っています。

私が興味深かったのは、蒸気機関車を模した「坊ちゃん列車」が運行されているのと同時に
欧州で見るようなシルエットが丸型の、最新型の車両も運用していることでした。

昔と今とをちゃんと併用して生活をしている街だなと、そのような印象を持ちました。

帰り際、ビルのテナントに本屋さんがありましたので、足を向けてみました。
旅行先で本屋に入る必要があるのかと言われればそうなのですが(苦笑)
何か気になって足を向けてみると、私の直感は、時々良い働きをしてくれます。

本の展示が、お決まり事の定番の手法だけではなく、手に取ってみたいと思わせる工夫があります。
定期的な発行をしている雑誌などにしても、
雑誌の表紙の上半分が確実に一眼で見えるような書棚のデザインであったり、
シマに新刊本を平積みにして山積みにするのではなく、スペース的に効率が悪くなっているはずですが
全て立てかけて、表紙を通路側に向けている配置であったり、岩波文庫の数と種類は少なくとも
読むべき古典として肝がちゃんと押さえてあるような選書であったりと、
私としては心をくすぐられるような本屋さんでありました。
これが、繁華街のビジネスビルにある本屋さんだというのですから、
松山の人たちの読書というものへの熱量は、どれほどのものか。

これならばと、探していてもなかなか見つけられることがなかった新書本を探してみると、
案の定、書棚に発見することができました。

6時間ほど移動した先の本屋で本を買う(笑)

松山市から帰路につきますが、帰路の行程はほとんどが雨。
瀬戸大橋では深い霧に包まれて、前の車のランプも見えなくなるほど。
Poloはフォグランプを装備されていないので、LEDのデイライトだけでどれほどの効果があるのか。
保守的な私としては、フォグランプの存在がないことが心許なく思えますが、
対向車の白色LEDのデイライトを見ていると、深い霧の中でも存在の主張はできているなと。

霧の瀬戸大橋を抜け、山陽道に入り、しばらく走行をして夕方頃、仮眠をとり、
そのまま休憩を入れずに帰宅と相成りました。
体調を考慮してこまめに休憩を入れていたのですが、兵庫県に入る頃から大雨となり
降りるのも億劫に感じて来ましたので、不安が強くなれば休憩することに切り替えて
3時間ほどを一気に走ってみました。
以前ならば、なんのことはない走行時間だったのですが、
久しぶりのことで少々体が慣れませんでしたが、一応、やれる目処を立てることができました。
基本、休憩を挟んだ方がリスク管理からすると、ベターであるのは変わりありません。

自分の体調よりも、Poloの、周囲の天候の変化に大きく左右されない走りの方が
印象に強く残ります。

特に顕著にわかるのが、雨の中、トンネルの中の乾いた路面から濡れた路面に移るとき。
ウェット路面への変化に、運転手が無意識に対応をするのか、
減速をされたり、何らかのアクションでリズムが変わる周囲の車の状況の中でも、
Poloは淡々と走ることができます。

Poloがリズムを変えずに淡々と走ることができるので、
周囲の車の路面状況の変化に対応するためのリズムの変化に気がつくことができます。

これがトンネルひとつだけではなく、連続するトンネルであればその差は広がる一方です。

こういったことの積み重ねが、長距離運行における運転の楽さに強く関わっていくことだとわかります。

帰りは、草津JCTから新名神に入るあたりから雨足が強くなり、
甲南PA周辺では稲光を何度も見て、高速道路の路面が一面、浅い川のような状況になりました。

幸い私は、日本でも有数の時間降雨量を記録した時に、
該当する地域の高速道路を走行した経験があり、その時の経験に比べれば問題ありません(苦笑)
あの時は、文字通り本当に前が見えなかった。

このような状況を走り慣れている人が多いであろう
大型トラックの方の動向を注視しながら、走り方を決めます。

追越車線を積極的には使っていませんが、
一般車で遅くなっている車両を追い抜くくらいはしていましたので、
状況としては酷くなりすぎないだろううと、ステアリングに伝わるタイヤの感覚と相談しながら
無理なく大雨の区間を走行。

インターを降りてからの下道も大雨の状況は変わらなかったので
こちらは走行車線ではなく、追越車線を中心に走りました。
理由は、道路の傾斜で走行車線左側、歩道に近ければ近いほど水が溜まっていますし、
何よりも大型車が一日中、走っているような国道でもあります。
路面に大きな深い轍があるのは当然だと考えています。
水飛沫を上げないように、轍ではない場所を選びながら走っていると、
以前、高速道路でのパンク車を何台か見かけたのは、これがあるのかもと思いました。

轍の水溜りの上を走行して、ハイドロプレーンを感じるのを嫌って、
轍から外れたラインを走行するとデブリを拾って、パンクの被害にあいやすくなる。
そんな妄想をしました。

さて、移動時間のほとんどが雨の中の走行となりましたが、帰路の燃費は21.5。
移動速度が低かった、効率的であったかというと実はそうでもなく、
普段の巡航速度プラスαというのが実感でした。

西への移動時の燃費は、往路よりも復路の方が
私の運転においては、1割ほど良くなる傾向があります。

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