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グラスターゾル、一年経過。 [雑感]

仕事車に使ってみたグラスターゾル。

12ヶ月、放置プレイで経過観察をしました。

まるっきりの放置プレイではなく、
この間、3〜4回、水洗いをしたり、機械洗車をされた経過です。





グラスターゾルがどのような性質があるのか。
その性質に沿ったボディメンテナンスというものを探るための、経過観察でした。

結論は、洗車の初心者の方におすすめしやすい性能と私は観察します。

洗車をしてみたいけれども、何をすれば良いのかわからない。
高ければ良いのだろうか、と考えておられる方に向けての商品紹介になりますし、
車の運転で、視界の確保が運転の安全に直結していると強い認識があるプロドライバーの方々にも
お手軽に、布が2枚(1枚でもいいでしょうが)あれば結果を手に入れられます。

12ヶ月、水洗い洗車を数ヶ月に一度のペースで行った仕事車の塗装表面は、
ウェスを滑らせるとザラザラした感触があり、天井部分はクリア塗装に水染みが入り込み、
表面のクリア層にダメージが及んでいると思われる、かさつきと鏡面の減衰が観察されます。
水垢に関しては、シャンプー洗車で大方、8割ほどは除去できるものも、残った水垢は
スケール除去剤を使用する必要性を認めます。

この状態でグラスターゾルを再施工すると、水垢の残った表面にグラスターゾルの膜ができるのか、
水垢の汚れは取れずにその上に鏡面化する傾向があります。
鏡面の仕方も、ギラギラではなく、程よい程度。
汚れの上に保護膜を形成することになるのでしょうか。
それとも汚れがクリア層の奥深くに入っているのでそう見えるのか。
取れなかった水垢汚れも、綺麗になった塗装の奥によく見れば見える。
よく見る度合いで、汚れの深浅が判断できます。

顔を近づけて塗装表面を見る必要性に、どれだけの人がいるのかを考えると
施工の結果として、十分及第点が与えられると思います。
私のハードルはかなり低かった(苦笑)

洗車初心者の方におすすめできる理由は、施工のしやすさ。
磨きの拭き残しがわかりにくいので、気軽に拭き取ることができます。
目を皿にすれば拭き残しもわかりますが、
めくじら立てるやり方ならば、違う溶剤をおすすめしますし、
何よりも水分の含有量が多いので、少ない塗布量で施工表面に線傷をつけてしまうようなことも
あまり見受けられない、そのような印象を持ちました。

私のやり方は、一度濡らして硬く絞ったウェス(マイクロファイバーでなくとも可)で
グラスターゾルを塗り広げます。
使い方に自信が出るまで明らかに、多いだろうというぐらいの量を塗布してもいいでしょう。
一台、まるっと洗っているうちに、適量がわかってきます。
適量が、説明書より多くとも少なくとも、見た目が綺麗で自分が納得ができればそれで良いです。

仕事車はワンボックス型で、全面、ボディ、窓ガラス全面(内と外)を使って
ボトルの3分の1を使いました。1、2本使えば、自分に適切な量の目安は掴めるだろうくらいで
よろしいのではないでしょうか。

スケール除去や、鉄粉除去など気にしない、気になっても手間がかかるならばやらない、
そのような方を想像して書いています。

拭き上げは、こちらはマイクロファイバークロスをおすすめします。
高価格とか高機能製品でなくとも、10枚入りでお値打ちで売っているもので結構です。
ただし、使いまわすことをできるだけ避けて、早めに新品に変えることが
線傷を避けるための条件だと思います。

夏場の気温の高い時期ならば、日中に洗車をせずに夜間か早朝に洗車をして
気温が上がらない環境で作業をすれば、なお良いでしょう。

夜中の機械式洗車機で洗車をして、拭き上げもせずに濡れたまま、
表面にグラスターゾルを拭きかけて、仕上げるということもできます。
グラスターゾルの説明書には濡れたままの状況に使用して、
水と一緒に拭きあげると拭き残しも少なく仕上がると書かれています。
私はこれで良いと思います。

頻度は、車の使用環境によって異なるでしょう。
ここもあまり肩肘を張ることもないかもしれません。
半年に一度程度でも良いでしょうし、汚れ具合と相談しながら行えば、
傷も少なく、綺麗な仕上がり、それが700円程度で購入できる。
そういう商品だと思います。

例えば、あまり車を洗車することがない人にもおすすめしたいです。
ボディの洗車以上に有効的なのは、ガラスに使用することができることです。
こちらは、視界の安全の確保を考慮すれば、700円程度でなおかつ、手間もかからずに
撥水性能を得ることができるのは優れています。

使い方は、ガソリンスタンドで給油するついでに窓を拭き、
拭き上げた窓にグラスターゾルを塗布して、乾いた布で拭き取るだけ。
駐車場に水場がなければ、ウェスを2枚、バケツに水を入れて、
濡らした一枚のウェスで全面の窓の汚れを落として、
水に濡れたままで良いのでグラスターゾルを塗布して
拭きあげてしまえば、私の経験上、2週間ほどは十分に撥水機能を有しています。
その上、まめに窓を掃除すればガラスにつく水染みなどへの対策にもなります。
ポイントは、汚れた状態でグラスターゾルを使わないようにすることだけでしょう。

私は高速道路を使っての長距離移動などで、出先で使います。
虫などで汚れたフロントガラスに対して、ペットボトルに入れた水をかけ、
ペーパーウェスで受け止めながら窓を拭いて、水に濡れたままでも良いので
溶剤を塗布してマイクロファイバークロスで拭きあげると、虫の有機質も残らずに
視界を確保することができます。
細かく考えれば、ワイパーのゴムも消耗が少なくなるかもしれませんし、
窓の表面の抵抗が少なくなれば、ワイパーのモーターへの負荷も減り、
消費する電圧も上がりすぎることもなく、
モーターの寿命が伸びる(短くならない)かもしれません。

この状態に慣れてしまえば、雨が降った後にグラスターゾルを使うように、自然になります。
窓の汚れが気になってしまいますから(笑)

今流行りの?除電や帯電防止の機能はついていませんが、
視界が常にクリアであるのは、何よりも安全運転に寄与します。

では、グラスターゾルに私が求めている性能のどこが不足しているのか。
それは、汚れの除去性能とリカバリー性能が決定的に不足しているのが、
今回の放置プレイで明確になりました。
ですので、私が求めている結果を引き出すためには、
グラスターゾルにおいては、他にも溶剤を準備する必要があります。

それが良いのか悪いのかということではなく、
求めている結果がありその結果に対してのプロセス、
手間数が各々の製品によって違ってくるという認識です。

私が洗車を生業とするのであれば、コストが安くともグラスターゾルでは手間数が多くなるので
別の製品を選択することになる。それだけのことです。
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