グラスターゾルオート

試行品の一つを、商品名入りで経過観察をしてきたいと思います。

グラスターゾルオート、日本磨料工業株式会社の製品です。

グラスターゾルオートに慣れるように、完熟施工に勤しんでいます。

えぇ、仕事車にて（笑）

この手の商品において、仕事車での経過観察の優位性は、
車がひどく汚れない限りは洗車に手を出せない、
使用環境が常に一定していること、
青空駐車場南向きというストレスの高い保管状況。

経過観察をするにおいては、良好な環境であります。



グラスターゾルオートを使っていてわかるのは、艶出し用途に適している、
窓の透明感の具合は、非常に良好。撥水、防汚については検証中。
といったところが現状です。

試行品（元）と同様、施工が非常に容易であり拭き残しに気を使うこともなく
ウェス2枚で仕上げられます。

ただ表面の滑らかさにおいては、私の基準となっているワックス（仮）に及ばず、
汚れの除去性能、撥水性能についても同様だと観測しています。
ただこれはグラスターゾルオートに付与されている性能とコストからすれば、最ものことであり
それらのことが、グラスターゾルオートの評価を損なうものではありません。

長期的な観察結果を待つ必要がありますが、私のこれまでの経験から鑑みると
洗車のたびに施工をすることによって、より効果を発揮するのであろうと考えています。
そのための施工の簡便性が読み取れます。

価格と施工の簡便性と、それらから得ることができる結果を考慮すれば
コストバランスに優れた性能を有している商品であると、想像ができます。

機械洗車による傷が表面に目立っているような箇所にも、ウェスで磨く施工を試みましたが
磨き傷は大きいものは埋められ、細かい傷は残った印象があります。
これはウェスに問題があるのか、私の技術か、グラスターゾルオートの傾向か。
総合して判断しなければなりませんが、表面の傷を大きく埋めるまでの性能は有していない、
と想像をしておくのが、真っ当な評価になるのかもしれません。

性能のバランスを、販売価格とどのようにバランスを取るのかといったあたりが
この手の商品の肝のように思えています。

汎用性が高く、抑えられたコストで提供されている商品と考えると、
ロングセラーであり続けられる理由が、そこに明確にあるのだろうと想像をします。