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ミニマリスト的な道具の見立て [雑感]

ミニマリストをWebで調べてみます。

手元にある広辞苑では、掲載がされていない言葉です。




知恵蔵の解説では、

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限」の意味のミニマル(minimal)から派生した造語。

デジタル大辞泉の解説

1 ミニマリズム、ミニマルアートの芸術家
2 最小限のことしかしない人。最低限必要なものしか持たない人。

Web検索ですので、ミニマリストと検索していただければ、
知恵蔵の私が省略した箇所を知ることができます。
私としては、デジタル大辞泉の解説が簡素で、ミニマルで(笑)良いようにとれます。

時間的、空間的に俯瞰して見ることは、歴史を見ることでもありましょう。
その点において、
知恵蔵の「大量生産・大量消費社会の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。」
この一文については、普遍的な見方ではないが
現代だけを軸にすればこのような見方は意味を持つであろうと。

例えば、明治維新後の軍人、秋山好古の東京での生活は、
学生の弟と借家暮らしの中で、茶碗は二人で一つ。
兄好古が酒を飲み干した後に、弟真之は飯を入れて食し、
食べ方が遅いと兄から早く腕を空けるようにと催促されたと司馬遼太郎氏の著書、
坂の上の雲で紹介されています。

では、この秋山好古が使っていた茶碗に、いかなる機能があったのか。
また好古はどのような機能を無意識に求めていたか。
酒を注いでも漏れることがない器であること、と想像します。

生活上、必要な性能とはなんであるのか。
私は、iPhoneのカメラ機能について考えてしまいます。

良いカメラとは何か?
良い器とは何か?
良い酒とは?
良い車とは?
良い道具とは?

それぞれ、個々人の求める所が違うゆえに定義づけは難しいのかもしれません。

私にとっての良いものとは?

自分の生活に沿ったモノ、でありましょうと。
それがミニマリスト的な感覚なのか、最低限必要なものしか持たないで良い生活なのか。
ミニマリストを目指して生活するのと、最低限必要なものしか持たない生活を意図して
結果ミニマリストであるとカテゴライズされるのと。

良い道具があるから結果を出すことができることと、
良い道具があればより確実に結果を出すことができる。

上記の文章に、出来たと、造った。このニュアンスの違いを感じています。

自分の運転を顧みれば、造っている、よりも、出来てしまったことの方が多いと思えます。
出来てしまったこととは、まずい運転を量産し続けているわけですが(汗)
能動的な運転であれば、何がまずいのかは自分の運転になります。
当たり前のことを言っているつもりです。

道具を使うとはどういうことか。

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