リアスポイラーに何を求めるか

最近、同型のAW Poloを街中で見かけるようになりました。

同色で、純正のフルエアロを装着したPoloにも
お目にかかる事ができました。

何が見たかったかというと、リアスポイラー。

純正オプションで、既存のスポイラーを延長したような形状が
出されています。
雨天走行中のリアウィンドウへの水飛沫の巻き上がりを軽減できないかと
そのような性能は持たされているのだろうかという私の妄想の確認です。

幸い同色の黒色車体でしたので確認しやすかったのですが、
その汚れ方から観察しても
リアウィンドウへの水飛沫の巻き上げの軽減の性能は
想定されていないようです。

WRCにもPolo AW型が出走していますので、その画像を見てみると
私の希望しているような性能「も」持たされている、ような気がします。

無論、アンダーパネルとのバランスも関わってくることですので
一概には言えませんが、カルマン渦をより後方で発生させるための
仕組みが備わっているのは間違いありません。

AW Poloを高速で見かけた時に、
後ろの気流がどうなっているのか観察してみたところ、
リアバンパーの上の出っ張りあたりに
巻き上がった飛沫が受け皿に落ちるような動きが
継続的に行われているのを見ました。

国産のステーションワゴンのリアウィングに等間隔に抵抗物を並べて、
空気の流れを制御する目的の部品が装着されているリアハッチは
巻き上がった水飛沫の汚れの影響を受けているように観察できましたので
私が望んでいる性能は、それでは手に入らないようです。

このように「何か部品をくっつけて」効果が得られるかと考えているわけですが
目的にどこまで及ぶのか、心許ないところです。

ただ、前回、降りしきる雨の中を走行した高速道路で、
リアウィンドウの汚れが、あまり気にならなかったような気もしています。
気のせいかや？
ソンナコトナイヨ？

いやぁ・・・なかなか興味深いことです。。。