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YouTube動画を見ている雑感 [雑感]

ここ数年、確実にTV視聴時間よりも多くの時間をYouTubeの動画に割いています。

部屋にTVを置いていないということもありますが、
仮にTVが置いてあったとしても視聴するかどうか、怪しいところというのが
私の生活の現状です。




YouTube動画で何を見ているかというと、
最近は、海外の洗車動画。

洗車とはなんぞやと(大袈裟)考え始めてから、海外の洗車事情はどんなものかと
欧米、アジア系などと言葉や文章はわかりませんが
一連の動きを見る分には、動画という媒体は非常に有用です。

それは、編集者が意図していないことも、見ているこちら側が拾えるようなこともあるのが
動画を観察する利点だと考えています。

その海外の洗車動画にて、非常に汚れた車を洗車する動画をよく見かけます。
再生回数も伸びていて需要があるからでしょうが、
これほど汚したままにしておくのか、と、私の認識では思えるほどの汚損具合。
欧米文化圏の海外で生活をしていた人間に、
これは一般的なものではなくて特殊なものなのかと尋ねてみると、
多分、普通に使っている車両じゃないかなとの返答。

なるほど、海外製品の溶剤の区分けというのが明確になっていて、
洗車をするということについてもシステマチックに行われているのは、
日本で生活している私からみると、
これでもかと汚れているものを洗浄しなければならないからだと理解できます。

現状のトレンドにおいては、
ホイール周りの清掃から始まります。
鉄粉除去剤から始まり、シャンプー液の泡を吹きかけ、ブラシか棒状のものの先端につけたスポンジで
ホイールを洗浄。
次は車体に高圧洗浄機にて表面の汚れを落とし、フォームガンにて泡泡のシャンプー液で車体を浸し、
ウォッシュミット等で拭き取り、再び高圧洗浄機にて泡を洗い流して、各種溶剤の使用となります。
鉄粉取り、スケール除去、タールピッチや虫の死骸などの除去、
そして各々の目的にあったコート剤を塗装表面に施工していく。

閉所や隙間にいる汚れを掻き出すのにブラシを使ったりするのは、
なるほどと自分の洗車にも取り入れてみました。えぇ、仕事車にて(おぃ)
窓枠に入り込んだ固まった数年分の土埃などを除去する際には、有用でありました。
あと、ちょっとした隙間とか、
デザイン状の格子部分などの清掃においても利便性があるなと感じています。

海外の動画を見ていて感心するのは、車内マットの洗浄に際して、ポリッシャーを使って
汚れを掻き出している方法です。
逆にいうと、そこまでしないと汚れが落ちないほどの染みや何やらがあるからでしょうが
そんなに汚れたままにしておくものかという感想です。
道具として使っているという意識が、明瞭にわかる気がします。

自分の洗車環境を見直し作業をしていると、気がつくと溶剤が順調に増えています(笑)

例えば、稼業として洗車をするのであれば、どのような汚れを纏った作業車が入るのかわからない以上、
どの汚れにも対応するために、各種溶剤を揃える必要はあるのでしょうが
自分の車を洗車するに際しては、自分の生活の中でどのような汚れが車につくのかは
ある程度想定ができることでもあります。

中性洗剤があると室内清掃には便利に使えそうだなと思えますし、
シャンプー液なども、細かく考えれば、車体についている汚れ具合でPh値を変えたものを使用する、
そのようなことも想像ができます。
現状、私の洗車環境では、そこまで詰めない方が良さそうであります。

となると、ブランド名よりも容器の中身の溶剤の種類、性質、性能というものが必要になってきます。

マーケティングからすれば、忌避すべき消費者であります(苦笑)

500円のものをいかに550円にして売るのかを考えるよりも
1000円、2000円、1万円で売れるストーリーを持っているのも日本酒の特徴ではないか、
などと動画の向こうで喋っているのを聞くと、
その程度のマーケティング、別にあなたが考え出したことではないだろうと
毒づいてしまいます(毒)
逆に考えれば、今、1万円、2万円で売っている日本酒の原価は・・・(以下自粛)
それでも別に良いのです、
550円のものを1万円支払って購入することで得られる付加価値を認めているのであれば。

話が逸れましたが、この見直し作業の中で認識できたのは、
洗車道具というものについての、シンプルな考え方です。
どのような手段でも良いから、例えばコート剤を塗りたければ、できるだけ塗装表面の状態を
綺麗にする前作業が重要になってくる。
それがシャンプー洗車であれ、鉄粉除去やらなんであれ、綺麗にするために必要な作業を行う。
その上で、コート剤を施工すれば状態良く、コート剤の性能を発揮させることができる。
これをこまめに繰り返して行うことが、洗車をする際の肝要になるのではと、
一連の動画作業を見ながら考えた、私の結論です。

そして、資本主義経済社会下に生活している以上、技術革新からは逃れることができません。
では、洗車作業の技術革新とは何かを考えると、
上記の作業の工程を限りなく少なくしていくことであります。
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