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自分では決められないから行政が決めてくれ [雑感]

県下に、緊急事態宣言、のような宣言が発令されるとのリーク情報を
メディアが流しています。

いいのですかね、公的機関の情報を平気に垂れ流していて。
情報に対する責任のなさっぷりは、大本営発表を想起させるものであります。


今日、2020/08/05付の中日新聞の一面には、
その情報がリークされるのがわかっていたかのように、
移動の自粛なんて自分で決められないから行政が決めてくれた方が動かないで済む、
といったような取材をした文章を掲載しています。

行間のサイズを見ていると、
短い記事を無理やり指定されたサイズに収めた印象は強くあります。
彼らは、その情報を一面に掲載することで
資本の運動の効率が上がると判断をしたのでありましょう。

県境を超えた移動の自粛が含まれるそうですが、
県境に住んでいる人はどうするんでしょうかね。
中心部の住人が、県境の地域に移動するのはいいけれど、県境を超えてはダメよ、
ということが、どれほど論理的であるのか。
行政からすればそのように区切るしかないから仕方がない、のでしょうけれど。

知事のフリップ芸を見させられるのも、飽きてくるものであります。
それらを準備している人たちは真面目にやっている分、余計に虚しく思えます。

行政からすれば、こんなこと国民の側で考えて動いてくれよと、
彼らの偏差値からならそう愚痴りたくなるでしょうが、
あなたたちはその程度の国民の社会に寄生しているのが現実なのですから
文句を言わずに働きなさい。働きたくても働けない人もこれから増えてくるのですから。

民主主義政体を理想郷のように捉えたがる方もいますが、
資本主義経済からすれば、自分たちの行動を阻害するものでなければ、もしくは
より効率的に経済運動が行えるのであれば、民主主義であろうがなんであろうが気にはしないでしょう。
そもそも、無政府状態が資本主義のお好みであり、民主主義である必要はありません。
民主主義が資本主義を御することができるかどうか。
資本主義経済の構成要件である、資本家と労働者と地主のうち、資本家と地主が
居住、移転、職業選択の自由を有する労働者を準備してくれるのが
民主主義政体であれば民主主義が必要とされるでありましょうし、民主主義がそれを
準備できなくなれば違う政体を活用するというのが、資本の論理でありましょう。

私は随分と過激な、民主主義を崇め奉らない投票行動をする人間であります。

さて、不要不急の外出の意味を、手元のスマフォで調べても何が不要不急かわからない、
とインタビューを受けるのが、報道されるのかどうか。
フリップ芸よりも乾いた笑いを誘います。

今回の自粛期間で私は、自己完結で遊んで満足できるので、
その一つとしてPoloの洗車にでも勤しみます。

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