大きく回って

Poloにて、山形県を目指します。

エンジンオイルの交換もしていただいた後の遠出となりますので
準備はバッチリであります。

これは2020年、紅葉も始まる頃の行動記録です。実は以前から、月曜日のお休みが続いている間は、日曜日深夜出発の月曜日行動というのは
ありなのではないかと考えていたもので、その塩梅を確認するために東北行きで試します。

高速代の3割引を活用するためには、日曜日のうちに高速道路のゲートを潜るか、
日付変わった0時から4時の間に高速に乗る必要があります。
帰路も同様で、乗り降りのどちらかをこの時間帯に行う必要があります。
月曜日行動を行うのであれば、帰路においてこの条件をクリアする必要があります。
いえ、別に割引に該当しなくても良さそうですが（苦笑）
条件を無理なくクリアするためには、少々、遠隔地を目的地にした方がスムーズに行えそうです。
帰路において0時の時間を過ぎた頃合いに、帰着のICを降りれば良いのですから
高速道路の移動時間が長い＝距離が遠い地域へ出かけた方が、効率が良さそうです。

今回、山形県へ訪れるにあたっては、隣県の福島県への再訪を考慮していますので
午前中に山形県に到着、移動しながら南下して福島県を訪れ、
帰宅時に0時を周りそうな頃合いに福島県を出発するという
ざっくりとした段取りで出発します。

行きは、新東名を使って関東方面から東北地方を目指します。

新東名、海老名JCTから圏央道、久喜白岡JCTから東北道。
日付が変わった頃に自宅を出発して、高速のICを上がります。
月曜日の深夜だけあって、交通量は少なめ。というよりも、明確に少ない。
高速道路を走行しているのは大型のトラックが大半で、
周囲に目が届いている方が多く、走りやすい環境です。

新東名のいくつか続く工事区間を過ぎ、御殿場JCTで東名に合流。
何気に上り方向で新東名から東名に合流するのは初めてかも。
足柄SAで定期の休憩をとって、トラックの通行量が多くなった東名高速を東へ。

大井松田の区間の下りがメインの上りの（ややこしい）区間は、嫌いではありません。
大型車は追い越し車線を開けてくれているので、巡航速度に足して追い越しをしていくのですが
鮎沢PAの辺りだったでしょうか、バックミラーにフォグランプもつけたセダンの車が
一番左の車線から「ぽっと」真ん中の車線に映るのが見えます。
直感で、怪しいと（笑）
どうせ旋回中ではどうもならんだろうと、
狙われているのを自覚しながら追い越し車線を走行して、
トラックの列を抜けてから走行車線に戻ると今度はフォグランプを消したセダンが、
旋回中には近づかずに直線区間で「そっと」近づいてきました。
本当、うまいですよね。死角をついて、後ろの警戒が緩んだ間合いで近づいてくる。

しかし残念ながら、私の移動速度は捕まえるに捕まえても美味しくない速度域。
そこは後方の怪しい車も十分理解したのか、私の、微妙な速度での巡航に対して
パトランプを点けて警告してくれたので、私も「あえて」ブレーキランプをつけて
減速の意思を示して、怪しいセダンの車をやり過ごしました。

そういえば、以前もこのようにこの区間で、
この時間帯で覆面パトに目をつけられた時がありました。
あの時も、追い越した前後に気がつかず、たまたまルームミラーの端に「怪しい動き」をした
セダンのヘッドランプを見つけて減速をした覚えがあります。
視界を広くしているつもりですが、死角を作っているのですね。

しばらく覆面パトと混走していましたが、あちらが速度を落として隊列から離れ、
私は淡々と走行車線を走っていた東名高速神奈川県内でしたが、
追い越し車線を勢いよく走ってきたプリウスが、私の前に割り込んできて
あろうことかそのまま、3車線を縫うように前へいきます。
無論、流れに隠れていた覆面パトが後方から猛烈に追い上げていき、御用となりました（合掌）

別に横着しなくとも良かったような状況でしたが、魔が刺したとはこのことでしょう。

私はその先の海老名JCTで圏央道へ入り、久喜白岡JCTを目指します。

まだ夜は開けません。