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2019年、増えたこと。 [雑感]

2019年は、動画サイトの視聴時間が随分と長くなった一年でした。

仕事関係であるとか、車の動画であったり。
これは若い世代がTVなんぞに可処分時間を視聴時間を割り当てないというのも
致し方ないでしょう。

ちなみに私は天邪鬼なので、人気動画チャンネルを見る事はありません(苦笑)
私がみなくとも、他の人が見ています。





可処分時間をどう使うのか、そういったビジネスプランで考えると
YouTubeなどに広告収入が入り、ビジネスモデルとして成立をしていけば
TV局の取り分が減っていくのは致し方ないことでしょう。

むしろ、新自由主義経済導入にあたり、
産業資本をのけものにするような報道をしてきたのですから、
新自由主義にのけものにされるのは自分たちの番もある、そのようなブーメランを
覚悟できているのかは疑問でもあります。

動画サイトの飲食シーンというものは、その人の表情を観察することで
かなりの情報量を得られる場合があると知ることができました。
これは、TV番組で作られる芸能人が食レポをする映像では得ることができない情報だったりします。

それはそうでしょう、数秒の時間という中で、見た人に「食べてみたい」「おいしそうだ」
との印象を与える情報を提供することが彼らの仕事です。

そのような「芸」とは別に、飲食している人の、物を口に入れる瞬間から
舌の上に乗ったものの味を知覚した時の表情の変化というのは、万国共通でなかろうかと思います。

文字や聴覚から得られる情報以上に、
シンプルで素直な結果がそこには出る、ような気がします(笑)

そして、いろいろなものに配慮しない結果がそこにはあるのではないかと(苦笑)

興味深かったのは、有名なブランド日本酒を飲んでいる人たちの動画を見ていて
グラスから液体が口に入る瞬間を観察していても、表情が一つも動かない人が多い。
表情筋が硬いのか、それとも、美味しいとみんなが言うから美味しいと思っているのか。
欧州人の方が、確かにわかりやすさはあり、日本人の方が動きが少ないような気もしますが
美味しいと感じる物を口にした瞬間の表情というものは、共通するものがあるのでしょう。

撮影者はそのことを意識しているわけではなく、時間と空間をただ撮影しているだけなので
何かにおもねいた編集がされるわけでもないのが、それがありがたい。

このようにして、買って飲むには付加価値がついて手が出ないようなものも、
観察をすることによって情報は得ることができます。

そしてこのような食事動画の編集にあたり、その辺りの機微を観察して推測できる箇所を
編集してカットされていたりするのもあります。
意図的なのか、編集者のリズムなのか。

勉強になりますな。
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共通テーマ:自動車

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