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自然な演出 [Polo AWCHZ]

中央道を北上する目的は、軽井沢が最初の目的地です。

20代の頃に一度、シーズン中に行った覚えがありますが
何をしたのかも覚えていない(笑)

バブルが弾けて、消費税の増税がされる前の
本格的な景気の悪さになる前でしたので、まだまだバブルな観光地だった気もします。

当時の経済官僚の方々の言い分ですと、
今の日本の財務状況は国家破綻をしていてもいいはずですが
そうではないというのが現実です。
ですがこれも、当時の社会情勢と新自由主義者たちの社会への関わり方を考慮すれば
そう言いたくなったのも何と無く想像ができます。
古いものは良いものも悪いものも、すべて排除する。
そこに誠実さがあるかどうかは、当時の人たちの多くはあったのかもしれません。
今の、新しいやり方を教科書として取り入れた次の世代は、やったもん勝ちとしか
自由の意味を取れなくなっているのかもしれません。


岡谷ICで降りて、早朝の国道142を北上していきます。

途中、いい塩梅の山坂道になります。

後ろに車がいないペース、前にはR56のMINIが走ります。
このMINIをペースメーカーにして、初めて走る山坂道区間に入ります。

このMINIが、こういう道を走り慣れている印象でしたので
プレッシャーを与えないような車間距離を取っていきます。
やや離れた距離からMINIの後ろ姿を見ていると、ロールの動き少なくコーナーに入っていきます。
運転手の方も、私と同県ナンバーながら見知った道を走っている印象です。
なので車間距離を詰めずに、等間隔を保つペースを意識しますが
コーナー出口でも車間を詰められるわけでもなく、これはありがたい。
入口も出口も特に減速もしないということは、速度コントロールが手馴れている方だなと。
知らない道のコーナーの入り口の速度の目安になっていただかねばと(笑)

Poloを走らせていて思うのが、ステアリングの反応の良さ、自然さということを感じます。

全体として軽すぎず、かといって怠さもなく、微舵の範囲も手応え感もわかり、
切り込んでも伝わってくる印象は、角が立つことがない連続した動き。
私が試乗した中で気になった国産小型車のような、過度な演出がなく、自然。

こういった山坂道を1時間以上連続して走らせると、その自然な演出の心地よさが
運転の疲労を少なくしてくれる要因の一つだと実感できます。

それにしても前を走るMINIは良いペースで、車間の一定を意識していますが
では車間を詰めようと思うと、思ったように詰められません。
私の縛りとしては、こういった道を走るときには直線の速度を縛って、
旋回の速度は自分と道の都合に合わせる、ことを意識していますが
直線で離された分、旋回区間で帳尻を合わせようとすると、
なかなかに大変でした。
二つ、三つと続くコーナーの出口で、車間を詰められると思えるペースで抜けても
想定以上に詰められなかったことがいくつか。
後追いをしていてこれですから、逃げられたら追いつけそうにもありません(苦笑)

そういったときのステアリングの印象も、これ以上ステアを動かすと力が抜ける、
といった手応えが明瞭に伝わってきます。
実際それ以上にステアを切り込むと、フロントタイヤからスキール音が小さく鳴り始めます。
パッと向きを変えてさっさと加速をする、そういうことをした方が塩梅は良さそうです。

このMINIとは途中で別れて、さらに目的地へと向かいます。

山道区間を抜けて、市街地区間に入ります。
PoloのDSGは、Sモードのまま。
DSGのつながりの速さ、というか、強さを意識しないことはありませんが
私には気にならない程度。
ペースの変化にもPoloは難なくこなしてくれます。

目的地へ着く頃には、雨も小雨になってきていて、
用事を済ませさらにもう一つの目的地へと向かいます。

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第一目標をこなしましたので、あとはお気楽です。
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