紙ウェス

WRCのピット作業動画を見て、紙ウェスを使っていることが気になりました。

どのように使っているかを見ると、ブレーキオイルのエア抜きの後に
垂れていようがいまいが、紙ウェスを当該箇所に当てて、
エアブローでついているオイルが飛び散らないように掃除をしています。

さらには、窓にも、スプレーで溶剤をかけて、紙ウェスで綺麗に仕上げています。
ボディーにも同じように使っているところを見ると、そういうものなのかと。



近くのホムセンに買い物に行ったところ、紙ウェスが陳列してあり
使ったことがなかったもので、まずはお試しにとワンロール購入。

手にした感触は、厚みに驚きはなかったものも、思ったよりも表面が柔らかく
肌触りが良いように感じます。

自動車に使おうと考えると、窓拭きやボディにつかえるか？といったところでしょうか。

紙ウェスを濡らしてみたところ、想像以上に力を加えれば破れ始めますが、
ギュッと絞ったくらいでは紙ウェスに大きなダメージを与えることにはなりません。

どのように使えるかと試してみると、水を濡らして窓を拭いてみましたが
一枚だけを使うと、少々物足りない印象があります。
面積も、濡れ方も、ウェスの代わりに紙ウェスを使うには、環境の制約が必要な気もします。
水やウェスの使用に問題がなければ、普段通りにウェスを使用すれば、
私は安全安心に使えるような気もします。

紙ウェスを、安心安全に使う状況としては、濡れたウェスを用意できない状況において
スプレーで溶剤もしくは水分を大量に吹きかけて窓の汚れを拭き取る。
車に、紙ウェスと水か水で溶かした溶剤を入れたスプレーを、遠出をするときに準備をして
出先で汚れを落とす時に使用する、という状況を想像します。

ウェブでは、床掃除に乾拭きで使っている情報もありますから、内装の汚れを簡易的に取り除く、
ということにも向いているかもしれません。
メーター部のプラスチック部分に、引き傷ができそうな気もしますが、やはりこれもスプレー等で
水分を用意しておいたほうが、安心安全な結果に繋がる気がしました。



フクピカでいいじゃないか、というオチでしょうか（苦笑）

自宅にて、テーブルの上の汚れを中性洗剤をかけて、紙ウェスでざっくりと拭き取ると
塩梅よく使うことができました。汚れたらウェスを洗えばいいのでしょうが、
大物の汚れなどは紙ウェスの使い捨ての利便性が、合理的かもと思えます。