欧化政策は続くよ、いつまでも。

NHK大河ドラマの西郷どんの関連で、司馬遼太郎記念館の展示企画は、
翔ぶが如くの資料と、幕末期の西郷隆盛の紹介でした。

二度目の観覧になりましたが、二度目を見て感じたことがありました。

バブル期以降、日本は改革だ改革だと言われ続けていますが、
その本質とは、欧化政策の導入を改革だと言っているのにすぎないのではないかと。
明治維新や敗戦後と、本質的には変わりはないことでしょう。
時の官僚が良いと信じた資本主義を、どのように日本社会に導入するのかといった点において。

日本が大海に浮かぶ島国であっても、世界と関係を持ち続けるためには
変化も必要になってくるのは、自然の摂理なのでしょう。
バブル期以降の新自由主義による資本主義の変質に合わせた日本の経済運営の変革は、
何か新しいものを始めたかのような錯覚を覚えますが、やっていることは欧化政策だった。



日本でもサマータイムの導入が、本格的に検討されるそうです。

その理由は？

オリンピックの競技を、オンタイムで欧州でTV観戦させるためには、
日本時間の午前5時スタート（サマータイム午前7時スタート）のマラソン競技の為もあるでしょう。
これによって欧州で、日付が変わる前にTV観戦することができます。

少々、広告費に気を取られすぎているようにも思えますが、お金は大切です。

戦争に向かわないように、新自由経済主義と保守とのバランスを
自分の生活の中で、考えるようにしていきたいものです。

具体例としては、電子マネーをどの線引きで使わないようにするのか。