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モノのせいにしたがる自分 [雑感]

靴に求める性能、というと私が考えていることと違うことが伝わってしまいそうで

靴に求める性能とはなんぞや、と考えていることを、つらつら書いて行きます。

運転するにあたって、運転手が車にさせたい動作をする方法は
ステアリングとペダルの操作になります。

そのペダル操作をするにあたって、ペダルを動かす足の裏(これも足の裏のどこをということも関わってきますが)とペダルの関係性であり、直足ではダイレクトすぎる、もしくは事故にあったときなどに
靴を履いていれば避けられる怪我のリスクもある、ということで、ペダルと足の裏に介在する道具としての靴ということが、運転するにあたって都合の良い靴とは何か、これの考えの基本となります。私の。

車にどの動きをさせる為に、ペダルをいかように操作をするのか、これのために靴を考えるわけです。


この逆説は何かを考えると、この靴でなければペダル操作のこれができない、ということになります。
これは運転する人間の問題が、靴の問題にすり替わっている、本質から外れていること。
どのような靴でも、運転手が求めている車の動きというものをペダル操作で表現ができる、これが基本としてあり、その中でどのような靴がその操作をしやすいのか、そういうことが運転をする靴としての基本性能でもあろうと考えるわけです。

運転手の求めている車の動きを表現するためのペダル操作であり、そのペダル操作をするための
いわば近道、最も効率の良いペダル操作をすることができる靴とはなんぞや。

こういう考え方をしなければ、単刀直入に言えば、運転手の下手な操作を靴のせいにできる、その余白が生まれるということになります、これは私の本意ではありません。

あくまでも、運転手が行いたいペダル操作というものがあり、その運転手の意思をどこまで効率良く、阻害するものが少ない靴というものは、どういうものなのかを考えている、これが私の運転をする靴というものを考える、ということの出発点です。

どんな靴であろうが、結果を出すのは運転手の問題であって、靴底が厚かろうが靴の幅があろうがなんであろうが、出される結果については、靴のせいではなく、人間の問題であろうと。
ドライビングシューズであろうが長靴であろうが、結果を出すことができる人間であれ、と私は自分に言い聞かせているのです。そうしなければ、すぐに、モノのせいにしたがる、そういった自分がいることを知っているからです。
F1ドライバーが、こっちの靴の方がいいね、と言えば、それはそういうものなのだろうと
素直に受け止めるというのが、プロの発言に対する適切な態度というものでしょう。

靴のことを考えていくと、使う人間に行き着くということは、当たり前のことなのかもしれません。

パジェロミニを操作する私にとって欲する靴の機能とは、
ペダルレイアウトからは、靴の幅は広くない方が良い。
私の好みと好まざるは関係なく、これは物理上の要求です。
あとは運転手の扱いようということになります。
私の好みとしては、靴底の厚みは厚くもなく薄すぎることもなく。
靴の形で足をホールドしてくれる、いい塩梅の靴の硬さを欲しています。
これがベストであるかはわかりませんが、私のいままでの経験では、そういった靴での
長距離運転は楽に行うことができたという経験です。

良いものはモノのお陰様で、悪いことは自分の責任。

モノに合い向かう態度としては、これが出発点で私にはちょうど良いです。

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