SSブログ

パジェロミニ、限られたパワーをコーナーで使うには [パジェロミニ 4A30]

名阪国道の天理方面から三重県方面へ向かう。

上り坂とコーナーの連続する区間です。

パワーの限られた排気量660CCのNAエンジンを、うまく使ってあげたいところです。



上り坂、3速アクセル全開で失速もしませんが加速もしない状態でコーナーを迎えると
ステアリングに入力を加えれば、タイヤに舵角がついて直進のグリップから
旋回、横滑りのグリップへと変わります。
これは同時に、ブレーキ、失速させる原因ともなります。

これが、非力なエンジンの搭載車には旋回中の失速につながります。
えぇ、FCやMINIならばアクセル(動力)を増やせば失速はしなかったものです(笑)

なので、グリップを制御する、という作業で失速を補おうというアプローチを取ります。

上り坂のアクセル全開、旋回ブレーキ(ステアリングブレーキとも言える)からの
失速の回復を、より良く体験できます。

この効果は旋回区間の半ばから後半にかけての加速を得られる事です。
正確に言えば、同じラインで入って前の車はまだ加速出来ていないけれども、
先に加速状態に入ることが出来る。というメリットです。タイヤのグリップを温存してというおまけ付き。

上りの直線では、普通車のコンパクトカーにも追いつくことができませんが
直線、旋回、たまに下り、の組み合わせならば、この天理の上りの区間ではさほど差がつきません。
いつまでたってもアクセル全開なので、アクセル操作に気を使わなくても良いからかもしれませんが(苦笑)

旋回中のトップスピードも3速のギヤ比で決まっていますので、排気量やパワーのある車両には
到底かなうこともありません(当然)

このことはこの先の事象をつかむための基本動作なのですが、この先の事象が、よくわからん。
わからんというのは、現実に事は起きている(模様)のに、運転手が感知できていない、のか
それとも事が起きていないのか、それがランダムなのか、それもわかっていません。
むぅ、日々是勉強、なのです。

ただこれがひとつのコーナーで、コンマ0何秒稼ぐことが出来るとすれば、10個あれば0,1秒違う、というのは
真実なのだと体感しています。

DSC05866w.jpg

DSC05864w.jpg

シンプルな方がいいとわかってはいても、きょうびの自動車は、
そういうわけにはいかないのかもしれません。
これだけ電子制御やらなんやらてんこもりになってしまっては・・・。
パジェロミニでさえ、ABS、パワステ、エンジン制御えとせとら・・・。
せめて、駆動系だけでもM/Tにして、少しでもシンプルにしたいものです>将来の自分の車。
nice!(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 1

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。