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パジェロミニのスピーカー周りの制振 結果編 [パジェロミニ 4A30]

実際の作業に入る前に、ネットで下調べです。

コルサで一度は、DIYで実施していたとはいえ、今と当時とでは
目指している方向が、ちょっと違っています。

コルサの時は、作業する楽しさを得るために、そして、音が変化することが楽しい、
という感覚でいたので、
自分の思っている方向性に対して、どのような変化をさせるかという現在の感覚とは、
違いがあります。





ドアパネルの内張りをはがして、雨除けのビニールをはがし
サービスホールを埋めていく、というのが、大半の流れです。
過去、私も同じことをしていました(笑)

しかし今回は、そこまでおおげさにしたくない、ということもありますが
スピーカーの発する振動を、効率よく制御(コントロール)出来ないかを考えています。

とはいえ、振動に関する専門の知識も無いので、やれることは
スピーカー周りにレジェトレックスを貼っていき、インナーパネルと、アウターパネルの一部にも
レジェトレックスを貼るくらいです。

スピーカーの固定部を見ても、窪みがあったり、折り曲げられていたりと、剛性の確保のためや
振動制御のための技術の跡が(恐らく)見られます。
そもそも、車自体が振動の塊ですしね。

目的は、スピーカーが仕事量を増やされて、
自身の振動で、性能をスポイルしているという悪循環をコントロールして、
少しでも音の定位がでるようにしたい、ということです。
振動を抑える、というよりも、変化させられないか、その変化はスピーカーに対して
良い方向に働かないかと、考えています。

スピーカー周り、インナーパネルの裏側周辺に貼り、アウターパネルも
スピーカーの出口の反対側に、スピーカーのホールから手が届く範囲に貼っていきます。
レジェトレックスの上に、スピーカーの直後に当たる位置に、吸音スポンジを貼って
吸音スポンジの端切れができたので
運転席ドアパネルの内側に、音を出すとビビり音がしていた辺りに、貼ります。

運転席と助手席の、レジェトレックスの貼る位置と量は、同じくらいになるようにします。
運転席側から始めたので、その時に使った裏紙を残しておいて
助手席側を作業するときに、あらかじめ残しておいた裏紙を使って、同じだけレジェトレックスを
切り出しておきました。

とはいえ、助手席側をやり始めると、細かいところにも気がつくようになって
違うやり方で貼ってみたり
運転席側よりも、インナーパネル側のレジェトレックスの量は多くなってしまいました。

作業の途中途中で、音出しをしながら確認していましたが
作業を終えて、運転席に座って、iPod音源で聞くと、足元から出ていて、車内に霧散していた音が
ややまとまりが見えてきたように感じます。

スピーカーの振動の問題で、音の定位が崩れていたことは、これで証明できないでしょうか。

もう少し聞きこむと、音の定位は、ダッシュボードのやや下あたり、左右全体に広がっていますが
制振をする前の音の定位に比べれば、まとまったように聞こえます。

思わぬ副産物は、低音域の増加。
作業前でも十分だったので、いらないから(苦笑)

低音域が増加しないように、サービスホールも埋めずに、手抜きデッドニングをしたのですが
この面では、うまくいかないものでしたが、これは他にも良い影響が出ているのかもしれません。

スピーカーの振動のコントロールでこういう変化があるということは、
インナーパネルの裏側だけを貼った今回の作業に、スピーカー周辺部の
インナーパネルの表側にも貼ることで、同じ方向性の変化を引き出せないかなと、期待もできます。

レジェトレックスは、まだまだ余っていますので、この音に慣れたころ合いを見計らって
更に作業をしてみるのも、面白いかもしれません。

・・・

最終到達点としては

最安値の2Wayスピーカーに比べれば少々値が張りますが
きちんとした、フルレンジスピーカーにするのも、ありでしょうね。
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