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サバンナ、オイルメンテナンス、184900キロ [サバンナFC]

サバンナのオイル交換。

今回のスパンは、4900キロ。

Egを載せ換えてから、最も長いスパンのEgオイルの使用距離。

普段は、3000キロから4000キロを目安にしていましたが

今回は、Egオイルもろもろ、バージョン変更後ということで
耐久モードを試してみました。

基本、REでこれだけの距離のEgオイルを使ってしまうことは
余ほど恵まれた環境でない限り、他人様にはお勧めしません。


磁石つきのドレンボルトには、いつも以上に鉄粉がついています。
磁石にひきつけられていなければ、これが、Egの内部を駆け巡ることになります。

粘度は、かなり流動性が強くなっていました。
距離と、この夏場の熱で、相応の変質をきたしたということでしょう。

排出したEgオイルの汚れは、いつもよりも、濃い灰色。

でも、汚れは重さですぐに下に落ちていき、透明感がまだ残る。

Eg内部にも、余分なオイルが残っておらず、ハウジング内部にしろ
コーティング(一般的な用語では、これが一番適当?)されていると
オイルが隔壁に、へばりつかないようです。

といっても、既存品の、Eg内部をコーティングする、というものとは
大幅に違うものなので、へばりつかないことが、すべて良いわけではありません。

既存チームに比較しても
50馬力とか80馬力とか、パワーを出せなかったコスワースEg、さまさまです。

今回、5000キロ弱という長いスパンを使おうと考えるようになったのは
Egの耐久性を確保するための技術が投入されたことと
その結果のEgの性能の更なる向上が見られたからです。

REは、内燃機関としては過酷な、移動する燃焼室、圧縮を上げられない、という
基本構造ですが、その悪条件を、クリアできるような技術ができた、かもしれない(笑)
ということを、実体験として、経験してみたかった。

なので、5000キロというスパンを、使ってみました。

感想としては、1000キロ、2000キロ使用で、いつもならば、アイドリング時の油圧が
若干低下するという現象がありましたが、油圧の低下は見られず
Egの性能も、低下を見せることなく、鋭いレスポンスと、2700回転からのトルクの
フラット感が保たれていました。

3000キロ、4000キロ使用時で、アイドリング時の油圧の低下が見られる。
これは、バッテリーの電圧の確保の問題もありましたので、確信はありません。

4000キロを超えはじめるころに、ノンブースト時の出足、トルク感の薄さを感じるようになる。

この時の症状としては、タービンが低回転域から良く回るように感じますが
これは、以前までの加速感を得ようとすると、踏み込むアクセルの量が多くなって
過給が始まるようなところまで、アクセルを開けているからかもしれません。

今回の5000キロ弱の使用にて、いつもと違う点としては
振動の少なさがあげられます。

オイルメンテナンス前日に、現状確認で、いつものショートコースを走り込みましたが
フラットなトルク感(REではおかしいか?)、過給のレスポンス等、
気になる点はなく、あまりにも、性能の低下が少なく、そして何よりも
振動の少なさに気付きました。

シフトに伝わる振動が、前回のオイル交換前よりも、明らかに少ない。

これまでの経験からすれば、大体2000キロ走ったくらいに、
まぁ、こんなもん震えていたかな、というくらいの振動でした。

距離は2倍走行しているのに、感覚的には、その半分くらいの距離の使用感。

あ、うちのEgマウント、リア側潰れているんだっけ(リジット風へたったEgマウント)。

涼しくなった夜にでも、新しいEgオイルのあたりつけに行ってきたいと思います。
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