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これからのトレンド [雑感]

あるものは使おうということで、走れば、風の力がかかるのは避けられないこと。
なので、その力を上手く使おうとしています。
ちまたでは、空力というそうですが、空力とはなんぞやと、専門性が
問われると、自動車に使われているのは、空力ではないそうですが
ここは、わかりやすく、空力といいます。

ようやく、まともに空力を扱おうという動きも世の中に出てきています。
最低限、数値による解析、できれば風洞実験されているものがあれば
一番良いですが、市販パーツにどこまでの精度が必要か、これも別問題かな。

空力もつけていき、煮詰めの段階に入ってくると、今度は振動対策。
車の振動ですね。
車の振動は走行時の路面からの応力、Egの振動、MTの振動、ボディの振動、エトセトラ。

本当に、空力パーツの性能を使うためには、振動をどうコントロールするのか。

例えば、三菱の最新の4WDの造形は、かなり風の力を意識してボディラインが
作られているようです。
どこまでされているかは、わかりませんが、風の力を上手く使うためには
振動を出来るだけ、不整なものを除く。
部品は出来るだけ軽く、取り付け部の振動を重要視して、特にリアウィングには
走りを意識している車の純正の取り付け部は、柱の割には、ベタっと広がっていますね。
GTウィングで、わざわざ細くしたりすると、本当はよくないんですが、フレームとかに
直接ウィングの柱が引っ付いていたりすれば、良いのかな。
これ一箇所にしても、なんで純正のウィングが、取り付け部の台座が面積が広いのか、
ただ振動を抑えたいからだけではなくて、振動から生ずるウィングの機能低下のリスクを
回避したいという思惑もあるでしょう。
新型のGT-Rのウィングの台座も、結構面積とってありますよ。

振動で気になるのが、Egからの振動。
何でメーカーが、走行フィーリングを犠牲にしてまでも、Egマウントを柔らかくしているか。
こう考えてみるのも、一考かと。
F1のEgのように、ボディ直付けの場合、Eg自体の精度の高さが最低条件にもなります。
ただ市販車である以上、受けるメンテナンスの次元の違いがあって当然、どのような
状況下でも、それなりの性能を発揮させなければならない。
運転していて、どんな人でも体感できて、不快に思えることは、走行フィーリングの
若干のスポイルよりも、車の振動でしょう。
しかしながら、最近の走りの車で、空力をちゃーんと考えているように思える車には
もうひとつ理由があっても良いように思えています。
それが、空力の性能をスポイルしないための、振動対策。

Egマウントを硬くして、Egの振動が増えた、なんて言うのは
整備の質的にちょっと論外ですが、世の中ではこれが当たり前。

あと何年かすると、空力パーツを生かすには、振動を制御する、なんてことが
ちょっとは出てくるかもしれません。
あと、タイヤの扁平率と車の重量と、Egの馬力。
もうちょっと、扁平率を高くしてあげたら、良いかもしれません。

門前の小僧もなんとやらとは、よく言ったもんです。


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