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飲み比べと比べ飲み [清酒の面白み]

とある本を読んで、タイトルの文章に出会いました。

「飲み比べ」と「比べ飲み」は違うものであるとのこと。

そして、「比べ飲み」を出来ることが最大の悦楽であるとも。

この考え方を選択してしまうと、何があるのか。

社会への関わり方の意識があるように、私は考えました。




オーディオしかり、パソコン然り。
WindowsとMacとどちらが良いか論争などは、趣味性の高いものでありましょう。

ざっくり言ってしまえば、商品を個人主義の志向で取り扱う社会性の欠損とつなげてしまうのは、趣味に対する冒涜になりましょうか。

自分が必要としている仕事量に対して、適切なものを選択する。
過不足なくという条件付きで物事を選択するとなれば、
自分の仕事を見直すことから始めることにもなります。

「飲み比べ」と「比べ飲み」では、何が違うのか。
モノの本には、飲む酒のストーリーを語り合えるかどうか、そのような仕分けをされています。

世の中には、モノの吟醸が増えたと嘆いた著者でありますが、時代の力というものに影響を受けないではいられません。

終わりのない物語が、比較して飲む、という行為の背景にどのように仕込まれているかがそこには考えられていたことを知りました。

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