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macOS Big Sur [Apple]

iMacのOSをバージョンアップさせました。

M1チップ向けのOSの改良であったようですが
旧世代と言わざるを得ないインテルチップ内蔵の我がiMacも、
その恩恵を十分に受けている、そんな印象を持ちます。





OSをバージョンアップしてから体感できるのは、
今、このブログを書いているレスポンスです。

文字を打って変換などの予備動作もありながら、表示されているレスポンスが
明瞭に良くなりました。
手で文字を書くよりも早く、そして自然に文章を書き出すことができます。
この、「自然」さがなんとも心地よい。
「速さ」というのがその「自然さ」を表現するのに
必要であれば「速さ」という評価基準が必要でありましょう。
ただ「速さ」だけを評価基準として追ってしまうと、求めている「自然さ」からかけ離れてしまう。

M1チップ搭載をした製品を評価するのは、「速さ」だけではなく、
自分が求めている作業に対していかに「自然に」アプローチをしてくれるか。
そしていかに「自然に再現してくれるのか」。

Appleがこのようなことを考えているのかどうかは知りません。
が、少なくともわたしの生活には、価格と品質のバランスが良いように思えるのが、
このM1チップ搭載のアップル製品です。

M1チップ搭載機を、省電力化された製品だと捉えることもできるそうです。
この捉え方の延長線上に、
例えば、人類が排出する二酸化炭素の排出量はどの時代にまで遡れば
地球環境に「負の」影響が出なくなるのか。
1960年代?1970年代?
ゼロを言うよりもより現実的な見方だとは思いますが、
例えば1970年代あたりの二酸化炭素排出量を目指した場合、
現在の生活基準を維持するためには、
限られた電力消費量の中で、現在の生活水準の電化製品を扱うにはどうするのか。

そのように考えていくと、なるほどインテルの現状のビジネス展開では
ゲームチェンジに適応できない。
M1チップ搭載機より電力消費効率の悪いハイパワーなインテル搭載機を自作する、
ということは、ナウでヤングでは無くなった、その分水嶺が2020年だった、と。
欧州における低成長資本主義経済というものに、Appleは着実に合わせてきている、
というのは、私の妄想です。

カメラにしても、音楽にしても、Appleの強みというものは
デジタル技術の本質を掌からこぼしていないこと、だと思います。
何を再生することが、デジタル技術なのか。
それは、目の前に在る全てのものをデジタル化し、そして別の空間と時間において
精確に再現することであろうと。
日本のカメラ産業というものが、このAppleのデジタル技術(思想でしょうか)にかなわず、
カメラの見た目に走るというのは、ありうることです。
もうカメラ機能はiPhoneに及ばない。故に、機能よりデザインだと。
これも私の妄想です。

さて次期iMac、楽しみになりました。
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