GWの過ごし方

自粛要請が継続されるということで、その事に驚いている人に驚きますが
地域によってコロナ禍の実感というのが異なっているからでありましょう。




YouTubeの動画を見てGWを過ごしています。

最近よく見ているのは、イギリスのサーキット場で行われている、
クラシックminiのレース映像です。

ドンガラのminiにフルバケのシート、ケージが組まれていて、
レース用の車両に仕立てられたminiの車内映像です。

4速マニュアルで、レブリミットは8000回転あまり。
中速で前に出られる車両がやはり速い。
ブレーキングの突っ込みで追い抜かない、ステアリングの舵角を使わずに走る。
シフトノブが横Gやエンジンのトルク変動で、ふにゃふにゃ動いている（笑）
三輪走行なんのその。
そして何より、他の車両に当たらない。（あたっている映像もありますが）
ゆえに、走行している車両は、とにかく綺麗。ですがレースをしている。

日本、アジア系のレースだと、素人、プロに限らず当てて抜きに行くシーンを見かけます。
これが欧州あたりのツーリングレースですと、当てても相手も生きて自分も生きるように
当てますし、当てられるわけですが、如何せん、アジア地域ですと相手を殺すために当てる。
当てられる側も、殺されても仕方がない位置で当てられる。これは厳しい見方かもしれませんが、
レースは、生き残りが主目的であると考えると、言葉が強くならざるを得ません。
そして当てられた相手はコースからはみ出して、最悪、リタイア。
見ていて後味が悪いので、自ずと欧州のレース映像を見るようになってしまいます。

メインストレート前の最終シケインなどもステアリングの舵角をほとんど使わずに、
イン側の壁（縁石ではない）ギリギリにスライドさせて掠めていくのは、
すべての車両、ドライバーができるわけではありませんが、トップ争いをしている車両は、
「レース」をしながらやりのけるわけです。

面白いですね。

それともう一つ、ここ数年、YouTubeの市販車ベースの車両の欧州のレースを観察していて
見えたのがシフトダウン時に、ヒールアンドトゥを行っていない事です。
そもそもなぜ、h&Tをしなければならないかを因数分解していくと、
導き出したい結果が同じであるのですから、それで良いのでありましょう。
M/Tでは私も取り入れている事ですし、
PoloのDSGにも負担を軽減させる事にはならないかと、考えています。