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Polo、長い言い訳の第2回目 [Polo AWCHZ]

セグメントで考えてみると、PoloはBセグメントの立ち位置にされています。

今回のPolo導入にあたって私の決め手は、世間では評価が高くない、
5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへの移行でした。

従来の新型車発表時のPOLOの記事を追っていると、ボディサイズ拡大による室内空間の確保が
ファミリーカーとしての性能を快適にしている、そういった方向性が記事にされています。

現行のAW型になって、ボディサイズの拡大が図られていたわけではなく、
POLOという車自体、新型車になるたびにボディサイズが拡大していたわけですから
3ナンバーという日本の枠組みに、偏った認識が加味されているのかもしれません。

POLOの立ち位置が、エントリーカーを担ってきていたのが、
その役割はup!に譲り、役割とともにサイズも大きくなったというのは
道筋として、正常進化なのだと考えます。

車の動力性能、走行性能に関係していない点で私が気に入ったのは
リアの開口部のサイズでした。
扉は90度までは行かずとも大きく開き、開口部は広くない。
リウマチを患って関節の可動領域に制限のある母親が、車に乗る時の姿勢を想像すると
椅子に対して背を向け、右手をドア、もしくは左手を車両に手を添えるように支持をし
そのまま後ろ向きにゆっくりとお尻を座面にのせる、その工程が無理なくしやすそうでした。
まだ完全に必要としていませんが、車椅子を使用する際にしても荷室のサイズは、
後部座席の背もたれを倒さずとも車椅子を収納するのに十分な容量があります。

ただ、この目的を果たすのであればPoloの一つ上のセグメント、
Cセグメントの車両が最も適していると思われます。
今回の車両の選択にあたっては、セグメントをBセグメント以下の車両に限るとも考えました。
理由は、私の社会的地位を鑑みればBセグメントの車両すら贅沢だったりします。
今回幸運にも新車を購入することが可能であること、
自分が思っているほど周囲は気にしていないセグメント違いの車格。
そういった環境を配慮してPoloという車両を選択しました。

Golfのコンフォートラインでも良いじゃないか、というのは
先述した、自動運転支援のACCがついているというところから外しています。

Bセグ、Cセグ、セグメントの車格を考慮する人は(ご近所さんの目を気にするという意味で)
今の時代は少なくなっているかもしれませんが
Bセグの車両でも室内空間が広く、荷室も容量が確保されており、内装の質感も納得できる、
そういった車両としてPoloという車は、よくできているパッケージを持っていると思えます。
Golf3などと車両サイズが近似しているというのを考えれば、20年前のCセグのサイズ感を持った
現代のBセグの車両であると考えるのは、メーカーさんもまゆは潜めないでしょう。

ミニバン型も考慮しましたが、見た目もできるだけ普通の車にしたかった中で、
4ドアハッチバックの伝統的なスタイルを持ったPoloは、その点でも希望に沿っていました。

今回のPoloのコンセプトは、普通。とにかく、フツー。

エンジン出力に関しては、私の環境では、100馬力程度で十分になりました。
トルクだけを見れば、NA1800CC級のトルク数値を持っています。
街中でも、高速道路での追い越しにしても不足をすることはない動力を得ることができるでしょう。

なので、GTiのようなホットハッチバックと言われている動力性能の高い車両は
今回は全く考慮していません。予算も追いつきません(苦笑)
できるだけ素の、カタログの定番車両というものです。

私の生活において車はBセグメントの車格が良かろう、
そしてその中で荷室が広く大人が3人乗って
より快適に扱えそうだという車両が今回はPoloであった。
そういったことになります。

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