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病院に行くことを考えることで、自分の甘さを知る [雑感]

体調がすぐれなかったこの数ヶ月

もうこれ以上好転するきっかけもなさそうだというところで
お医者さんに診てもらう。





市内でその手で有名な病院に数年前に通院させてもらいましたが
ベルトコンベアー的な診察で、再診は1ヶ月後、とまぁ、その程度の
治療内容だったのでしょうけれど、当の本人にすれば1週間立ち上がれない
痛みとのお付き合いをしていたものです。
診療のおかげで快方に向かったのですから
文句を言うこともありませんが、ただ、ベルトコンベアーの上の回転するお寿司じゃないしな。
とは、強く印象に残りました。

今回も、どうも具合が悪くなって、ますます悪くなってきたときに、また同じ病院に行くのもなんだしと
たまたま通った近くの病院でも診察科目として掲載されていたので、
近所ですし何かと便利も良かろうと、初診療へ。
時間はかかりますが、一人のお医者さんで丁寧に説明と状態を解説してくれます。
後ろの看護婦さんが早くしてよという空気を出しているとかいないとか(笑)

知人に聞いていた、再診までは2週間、という暗黙の了解の選択も無事クリアすると
診ていてくださった先生の方が、ハッピーそうにしてくれます。
1ヶ月分の薬を出して、という方も多いのでしょうし、診察する側としては
まずは2週間で再診をしたいというのは、良心の問題、のように感じます。

わたしとしては、お医者さんにもわたしもハッピーになれる選択をしたいだけなのです。

薬のおかげで何とか好転し始めた最初の2週間、その結果を診ていただくと
このまま2ヵ月、薬の服用もしながら、それでも結果が思うようにならなければ手術しましょう、
という選択を選ばさせてもらいました。

選択を間違うと、最高の結果が得られなさそうな雰囲気に、どきどきしますが
自己責任という厄介な事柄が、患者側にも治療側にもついてまわってしまっているのが
今の世の中なのでしょう。

病院を選択する事から自己責任が始まっているわけです。

これは飲食店も同じことで
入る前の店構えの雰囲気から、この店の味の方向性は自分の好みに合いそうなのか、と
考えるだけでも、結果は違ってきそうなものです。
お店の構えの雰囲気で自分に合いそうか合わすことが出来る範囲を超えそうか
それとも味わうためではなく、食欲を満たすための食事なのか、おおざっぱにでも分類できると
お店の印象も違ってくるものです。
そういった意味での自己責任は、わたしは大歓迎です。

でも世の中の言う自己責任は、お互いがお互いに責任をなすりあっているだけのようにも思えます。

それでは、寂しいだけですから、病院の診察もベルトコンベアーとして患者を次から次に流していき
最も効率の良い、この場合は、最適化していない万人にもっとも効果を出しやすい治療法のみの選択を
与えるとするのは、効率の観点からわかることです。

これでは医者と患者の関係性も何もあったもんじゃありません。
そう考えるのは私の甘いところでしょう。
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