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手首の角度 [雑感]

ホンダの欧州発売のスポーツハッチバックのサーキット走行画像が
ホンダのHPに掲載されていました。

いわゆる、シビックタイプR、という代物です。





お約束のニュルブルクリンク、タイムが7分50秒63。
何年か前の、トミマキ運転のスバルのインプレッサSTIが、7分55秒、でしたから
前輪駆動の2駆で、4輪駆動よりも速いタイムでニュルブルクリンク駆け抜けるのですから
おったまげます。

ルノーメガーヌのRSも8分台の映像があったはずですが、タイムは忘れました。
ドライバーは、恐らくルノーのテストドライバーか、どこかのプロレーサーか。
グーグル先生に聞いてみたら、これとは違うメガーヌRSで7分58秒がありました。
タイプR、これを8秒縮めたのか!!

今回のシビックタイプRのドライバーが誰だかは、わかりませんが
欧州ホンダのテストドライバーだったのでしょうか。

車の特性が、かなりピーキーに見えます。
タイヤが温まるまでは、トルクステアに見舞われていますし、ステアリングの動作も
大きく強く入力して、電子制御デフかなにかで、強引に曲がっていく印象。
同じFF車でも、メガーヌRSの8分台、
7分58秒のRS275トロフィーRのニュル走行のほうが、はるかに余裕があります。

シビックタイプRのタイムは立派ですが、
ちょっとピーキーすぎるセッティングなのか、ドライバーの運転なのか。

インプレッサSTIのトミマキの映像を、何十度も見ているせいか
世界のトップを取った人間とそうでない人間との、差異くらいは見えるような気もします。
見えたところでわからないことばかりですけれど。

違いは、コーナーに減速してシフトダウンして入っていく時のエンジン音。
トミマキの場合は、ウワンッともうならずに(回転計はあがりますが)シフトダウン完了、
タイプRの(ドライバーの)場合は、シフトダウンすると、ウワンンンン、とエンジンが唸りながらコーナーへ。
これはメガーヌRS275トロフィーRの動画を見ても同じでした。
車の差というよりも、ドライバーの差、なんでしょうね。
あと、シフト操作の手首の角度とか、ステアリングの握り方、まわし方とか。
ラリーでシフトミスを絶対にしないための角度でしているトミマキと
二人のドライバーとの差異が見受けられます。

シビックタイプRにも興味はわきますが、ツンツンに詰め過ぎたセットアップの過剰さが気になりますし
メガーヌRSの余裕のある走りの方が、公道を走らせるにしても、懐具合が広そうな気もします。
こういうのを、ピンポイントで走らせたら速い車、とでもいうのでしょうか。
ちょっと日本人的思考ですよね。あまりよくない意味で。

エコロジーな車ばかりでなくなってきているのが、最近の車業界は、心強いですね。
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