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パジェロミニ、マットの下を覗く [パジェロミニ 4A30]

助手席側から、マットをめくってみることにします。

アクセスは、助手席を外す。
内側の後ろのナットはパーキングレバー生えているのコンソールパネルを外すと、
ボルトにアクセスしやすいです。

マットをめくるには、シフトパネルと、助手席足元のパネルも外して
乗り込み口のサイドシルに乗っかているパネルも外します。

後ろまで剥がそうとすると、いろいろ面倒になりそう。
センターピラーから後ろのパネルは、ラゲッジルームまでつながっている大物、のような気がします。

存外、リアシートを外すだけでも、いけるかもしれません。




マットをめくってみるとそこには想定以上の、ちゃんとした、状況になっていました。

あとからニードルフェルトを敷かなくても良いくらいに・・・
これでは、ニードルフェルトも用無し(笑)

床には、制振材が張り付けられており、マットの裏側にはニードルフェルトが
割と全体的に貼られていました。
意外に(失礼)、ちゃんとしていたんだなと、ほっとしながらも
これだけされているのに、なぜ冷気が、座席下から立ち上がってくるのか。
やはり、コストをかけなければ駄目なのか(笑)

冗談はさておき、原因を観察しましょう。

マットの裏側にニードルフェルトが施行されていない部分は
シート下の、シャシーの左右につながっている柱の凸部分。

この凸部分には、ニードルフェルトが施されていません。
座席の前足が乗っかる部分ともなっているので、変な厚みにならなようになのか?
ではここにニードルフェルトを貼るかと言うと、そういうわけにもいかず
凸部の上部にアースポイントが取られているので、一面に貼るという事はやりずらい。

床下の冷気が、鉄板を伝わって、走行風などでじわりじわりと吹き上がってくるとすれば
ニードルフェルトが貼られていないこの横の柱の金属部分が、元でしょう。
足元は暖かいのに、シート下に手をやると、冷たい空気の層が出来ています。
その発生源に近いのは、シートを止めているボルトの周辺。

この柱の処理が、床下からの冷気の封じ込めの要になりそうです。

今回は、偵察なのでやっつけることはしません(笑)
でもせっかくなので外したシフトパネルと、サイドブレーキのパネルの裏側に、
ニードルフェルトを貼っていきます。

運転席側は、シートを外したくないので、助手席側からの観察をもとに
手の入る範囲で、ニードルフェルトを使って、冷気が上がってこないように
マットの下に手を入れて、それらしき箇所を塞ぎます。

この結果は、夜の寒空の中を走らせてみないとわかりませんね。

DSC04735w.jpg

意外に?しっかり貼られていたニードルフェルト。

DSC04736w.jpg

制振材メルシート?これをはがすと軽量化になるそうです。(物理的にそうだ)
フロアパネルの振動をコントロールできなくなると、車体全体の振動のバランスも狂いそうで
タイヤのグリップが振動で落ちる計算と、軽量化で得られる計算と。
レース車両でもない市販車という事を考えると・・・。
わたしでは計算できませんからね、無難を選択します。

DSC04738w.jpg

DSC04741w.jpg

横につなげている柱と、その上のマットの画像です。
ニードルフェルトが貼られているマットの表面と
貼られていないマットの表面の手のひらで感じる違いはわかるくらいにあります。
貼られていないところは、冷ッとします。

ここをニードルフェルトで覆うのか?
うーん、気が進まないのはなぜだろう。
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