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パジェロミニ、デジタルの弊害か。 [パジェロミニ 4A30]

パジェロミニの、スピーカーの調整をしようと準備をしていました。

休みの日の前日に、現状の最終確認だと、パジェロミニを走らせて
iPod音源で音楽を鳴らして、デッキ側の状態の確認をします。

デッキの機能に、設定を初期値にできる機能があるのを思い出して
何気なく作動させると、今までスピーカーにへばりついていた音が
2DINスペースの奥にまで、上がってきました(汗)



今まで調整をしてきて、ダッシュボードの下の方から、徐々に上にあがって
ある地点から、音は鳴れども、
スピーカーの入口あたりにへばりついてしまっていた音の定位が
意図していたような、ダッシュボードの上、パジェロミニで言う2DINの収まる空間の
奥くらいに、Voの声が聞こえます。

スピーカーにへばりついていた音は、全体に上昇してきて、音の定位が出ています。

喜ばしいような、困ったような(汗)

何せ、調整方法のやり直しから考えていたものが、その想定が音を立てて崩れました。

まずは、現状の変化がなぜ起こったのかを、探ってみます。

ヘッドユニットの機能に、DEFEATなる機能があります。
取扱説明書によると、本機で調整した設定を、初期値に戻しますと。

色々調整機能の付いたヘッドユニットなのですが、それらをすべて使用しない、もしくは
FLATな設定で使用していたはずですが
そのどこかに、デジタルの補正がかかるような数値があったのでしょうか。
初期値に戻した途端、スピーカーにへばりついていた音が、定位を持ってしまいました。
機器のセットアップというものは、なんとも難しい、というのか、繊細だというのか。

繊細と書きましたが、これがデジタルの弊害、でしょう。

シンプルに、スピーカーの持っている性能を、ちゃんと出してさえあげれば
音の定位なるものは、それは自然に出てくるものであり
機器側での調整が必要な場合は、それでもできなかったときに必要になってくる技術。
と考えるのが、今回のことからも、想像ができます。

機器側での調整?ディバイダーやタイムコレクションの機能を使えば、
まだ調整できるのかもしれませんが、
デジタルの補正が入った途端に、音がまた、スピーカーから離れなくなることも
これも懸念材料にしておくべきでしょう。

カースピーカーの安い2Wayでは、音の定位を出せない、
もしくはダッシュボードの上の辺りにまで定位を出すのは至難の業らしいとも言われています。
特にツイーターと一体型の2Wayでは、うんぬんかんぬん。

そういう世間の評判は置いておいて
とりあずは、スピーカーから音が離れて、音の定位の高さとしてはステアリングの辺りにまで
上がってきているので、これで良しとできますでしょう。

さて、調整する予定は、まずは保留にして、この状態で聴きこんでみます。

ドロ沼に入らないように気を付けないとね(苦笑)
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