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車雑誌から、宗教戦争まで [雑感]

今月の、CAR GRAPHIC 8月号を購入。

ミシュランの研究センターの訪問記が記事になっていたからです。

MINIの新しいタイヤは、ミシュランとなりました。



松任谷正隆氏のコラムに、日本の道路マナーと、日本と中国の戦力差などについての
話題が出ています。

道路マナーについては、悪くなっているのならば、他人をどうのこうのと言う前に
自分が率先して、やる、ことが大切になってくるのではないかと考えています。
道を譲ったり、譲られたりしたときに、ちょっと目線を合わして会釈をするとか、手を上げて
意思を示すとか。
コミュニケーションの方法は、いかようにもできるはずですから。

今回のコラムの最大の目的は、後半の、某人物から尋ねられた、日本と中国との戦力差の
話題なのだと思います。

松任谷氏は、戦争になったらどうなるのかという問いに、わからないと答えています。
それについて、最長2日ですよと、と。2日で日本が中国をやっつけるらしい。
でも、自衛隊の、某人物に尋ねたところ、半日もかかりませんよと、伝聞の形で
松任谷氏に語ったそうです。

これについて松任谷氏は、バランス感覚に優れている方なので、その場では
それはそれで素晴らしいことだと、納得されたそうですが、時間をおいてから
この話にぞっとされたそうです。

詳細は、CG8月号のコラムを読んでいただくとして
歴史的に、日本の軍事組織が相手の戦力分析を客観的に正しく観測していたことは稀です。
近代戦争で、ロシア相手に勝ちもしなかったが負けもしなかった戦争でも
機械力での勝負になる海軍はともかく、陸軍においては、砲弾の使用量、糧食の手配、
ロシア人が構築する場合の要塞の攻略法など、そのお瑣末さを上げるには、事欠きません。

そのような日本に、ロシアが圧倒的有利な兵力を有していたにもかかわらず
中国大陸での戦場で勝つことができなかった一因は、日本陸軍以上に、ロシア陸軍が
日本陸軍の正確な戦力把握をしていなかったからです。

時代を進めて、昭和前期の戦争においては、戦争終結の条件というものも
ろくに策定しないまま、戦線だけを拡大していったという内情です。
戦線を拡大して戦場を作りだし、新たに官職ポストを作成するという目的は
達成することはできていたでしょう。
大東亜の思想を戦争終結の目的としていたとすれば、大日本帝国は近代における、
宗教戦争の様相を呈していたとも、
後代のわたしたちは考える必要もあるのかもしれません。

最長2日、というのは、日本の自衛隊が単独で戦線を維持することが可能な日数、だと考えるのが
この話の妥当性を見つけやすいのですが、どうも、そうではないらしいですな。

もっとも、素人の質問に、まっとうに答えるとなると、厄介なことなので
勝てますかと聞かれれば、勝てますよ、と、答えるのは軍人の義務でもあるかもしれません。

あ、自衛隊は、軍隊組織ではなかった。
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