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インサイト、オイルメインテナンス 5回目。 [インサイト DAA-ZE2]

総走行距離9000キロ、前回からは4000キロ走行。

排出されたエンジンオイルは、スラッジを取り込んでいて、まっくろ。

黒くなる理由は、燃焼時に発生したスラッジをよく取り込んでいるから。

スラッジが発生するのは、現状の環境では、低速回転域の使用が
多いから。

最近、未読本(雑誌含む)コーナーの本が減らないなと、自分の部屋を見て
考えるに、PCに向かっている時間が、見事に読書の時間を潰していたことに気づく。

ネットもうまく使いたいけれど、仕事でもないのに、1日の時間の24分の1も使うのは
僕にはもったいないかも。


預かったインサイトを、整備工場まで移動。
久しぶりに乗り込むも、エンジンのパンチのなさが気になる。

特に冷間時。

まだ、エンジンに当たりが付いていないということもありますが
それにしても、吹けなさすぎ。

出来上がったエンジンというのは、冷間時にいかに綺麗に吹きあがるか。
暖まって、エンジンが吹くのは当たり前。

インサイトが冷間時、吹きにくい理由としては、スタート時の燃料を、極限までケチっているからか。
あれ、なんていうんだっけか。

10分ほど走らせると、ようやくエンジンが軽やかに回り始める。
ホンダのエンジンというのは、本当に気持ちが良い回り方をすると
インサイトのエンジンからでも、つくづくわかる。
軽やかすぎるかもしれませんが。

整備後、アイドリング時のノイズの音が、極端に静かになる。
エンジンのヘッドカバーに爪を立てるも、伝わる振動は皆無。

テスト走行してみるも、全体的にパンチが戻ったような気がする。
でも、以前のときのような、ガツンとした、力強い印象がなかった。
エンジンは、扱い方次第で、どのようにでもなってしまうんだなと、勉強になる。
悪い状況になっているのではなくて、運転手がすることをしなければ
せっかくの性能も、スポイルされてしまうということです。

エンジンのまわり方や、モーターのアシスト的な使い方(ターボとはよく言いました)に
するすると加速していき、気付くと結構いい速度までいけます。
むろん、CVTの恩恵はかなり大きいと、素人でも分かります。

今回往復して気付いたのは、インサイトの、ボディのフィーリングが非常に良いということ。
新車時や、1000キロ、2000キロ走行時では気づくことができなかった
車体の剛性感のしっかりさ。
強さがどうのこうのとはわかりませんが、柔らかくない足回りと、GR9000とのマッチングは
想像以上の、走りの素姓の良さを、提供しています。

特に、旋回中の、予期していなかった段差を乗り越えるときの、いなしかたというのは
フロントが、わずかに泳ぐくらいにはねて、これはリアもおさまりが悪いないと
そんな予想を裏切るほど、シクンとした、リアセクションのおさまりの良さ。

コルサのときに感じていたのは、軽量FF車の場合、車体の運動中の安定性というのは
リアセクションの重量(重心?)が、大きく貢献するのではないかと。

そのことが、インサイトでよくわかりました。

気になって、部屋に帰ってから、インサイトのすべてを読み直してみると
重量配分は、前59対後ろ41。
前輪駆動車としては、リアに寄せられた重量配分は、バッテリーと制御コンピューターユニットが
リアシートの後ろ下、ガソリンタンクはその前に、重量物はできるだけ
ホイールベースの内側へという意識のおかげでの、運動性能の向上かなと。

T社が、バッテリーの形状を自由度を持たせて、フロアパネルの形状にあわせたがるのが
よくわかります。現行には間に合いませんでしたが。

車体の剛性のバンランス感もよいと、ハンドリングの良さにそれが表れています。
何がよいかは、人にも違ってくるでしょうが、とにかく、運転手の操作に、よりダイレクトに
動こうとする、このインサイトは、自分が考えていたよりも、ずっと、
走りの車なんだと、改めてわかりました。

走りのホンダ車って、こういうことなんですねぇ。
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