メンテナンス [スターレットGT EP8#]
スターレットの整備。
あまりの軽快さに、まさか純正オイルしか入っていないとは思わず
トヨタ純正オイルを抜いて、いつものオイル交換。
純正オイルってなに?ってな感じで、全域トルクが盛り上がる。
全域上がるので、Egの印象は柔らかい。
交換前は、堅く、カチッと回って、トルクが低い回転域から
フラットに立ち上がって、ターボの過給がピークを迎える頃に
ぐっとくる加速感があった。
そのカチッと感がなくなって、とにかくスムーズ。
あれ?と体感的には思うも、視覚の速さは、整備前より速い。
ぐっとくる加速感ではなくて、初めからトルクが立ち上がっているので
ぐっとの分だけのロスがない。
本当に速い車というのは、こういうことなんだな。
当たり前の整備しかしていないのに
部品なんて、ワイパーのゴムしか換えていないのに
なんでこうも速くなる、というか、いままでが遅かっただけか。
1速で5千回転以上は、フロントタイヤが塗れた路面に空転をしてしまう。
2速でアクセル半分踏み以上も同じ(汗)
久しぶりに運転を見て&見せてもらう。
「うまくなったね~、下手で速くないけど、速そうに走らせるのが」
「・・・汗・・・」
ちょっと、ほんの数キロしか走らせていないのに、Egの吹けが気持ちよくなって
シフトの入りが、まるで良質なMTオイルに新しくしたように
スコスコと、スムーズに入るようになる。
動かす人が、ちゃんとまともに動かすことができると、クルマもそれに
応じてくれるんだな。
いままで俺、何やってきたんだろう(凹)
これで、乗る人が乗れば、4輪駆動最新メカてんこ盛りの車に
ちゃんと勝負ができる仕様になったのですが
スターレットを、ちゃんと動かしていない俺には何の意味もなさないなぁ。
これが、何の部品も換えていない、1馬力も上げていない
当たり前の、普通の整備。