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パジェロミニ、夜間走行の照明 [パジェロミニ 4A30]

ニュルブルクリンク24時間レースも今年も終わりました。

スバルチームがクラス優勝する瞬間を、You Tubeライブでみることができました。

便利な時代となったものです。



そのスバルチーム、去年はクラッシュされ、その後復帰しますが
走行中の車両から火災が発生しリタイアしています。

トラブルは、今年もありましたが、去年のトラブルというものは、
素人の私の目には、一つ一つの積み重ねのし損ねが呼び込んだトラブルのような印象が強くありました。

その一つは、夜間走行中のスバル車の車内の照明の取り方が気になりました。
他のチームは、ブラックライトを基調とした明るさをかなり抑えた演出。
これは見ていて、運転手がドライブに集中しやすいと直観できます。
それに比べてスバルチームの車両は、明かり取りが多く、
車内カメラの性能云々ではなく、車内が、ただただ明るく映っていました。

これが24時間レースを走行する車両かと、素人なりに愕然としたものです。

今年の車両の夜間走行中の画像を見ると、去年の他チームのようにブラックライトを基本として
明かり取りをしていました。
すぐに取り入れる姿勢というのは、さすがSTI(不遜な発言)。

レースがどうのこうのというよりも、関係者が普段走っている環境の違いが
夜間走行における車内照度の意味合いの取り違いがあるのだろうとは、素人の想像です。

街灯の少ない夜道を長時間走る環境が多くある欧州各国と、
日本の道路のように、街灯が多くあるような道しか走行していないお国柄の違いでしょう。

去年のスバルチームは、こういった細かい積み重ねを、無意識下に、し損ねていたのを
レース本番でいかに帳尻を取るか、といったところに注力をしていたような気がします。
それで良いと思えていたのは、慢心かどうかはわかりません。
ですがレースというものが、常日頃からの積み重ねの上に結果がある、
といった本質があると考慮すると、去年のスバルチームの走行中の炎上、という最後の結果は
車内の照明の使い方から全てつながっていたのではないかと、素人は観測をするのです。

そんなことから、パジェロミニの車内の夜間照明の具合を観察してみました。

純正部品ではないものは、1DINのオーディオとシガーソケットに付いているLEDの青ランプ。
それにレーダー探知機。

レーダー探知機は電源を切って、信号停止中の瞬間を撮影してみました。

DSC06936w.jpg

夜間の運転席から見える明るさは、だいたい画像と同じくらいです。

個人的に車両純正のオレンジ色のメーター色は、好みでもありますから
パジェロミニの純正の配色は、お気に入りです。

1DINのカロのデッキは、パネルの色が選択ができるので、メータ色に近い配色を選んでみました。
これが思いの外、純正のメーター色とマッチさせることができました。

普段気にならなかったのですが、画像できになるのが左下のシガーソケットに取り付けてある
分電用のプラグの作動ランプ。LEDの青色なのですが、インパネに反射して青く広がっています。
ちょっとした明かり取りにもなるかなと思ってはいましたが、気になるところです。

これにレーダー探知機の画像が出るようになると、車内の明るさはさらに増します。

遠出に出るときにしか電源を入れなくなったレーダー探知機の役割なのですが、
パジェロミニには過分なものになっているような気になっています。
使う役割とすれば、アナログ時計を表示させて時間を見やすくさせているくらいです。
時計がないパジェロミニには、何気にありがたいものだと思っています。

夜間の車内は暗く、照明は橙色。
運転するにあたって、落ち着いて集中しやすいような気もしています。
車両の想定されている巡航速度というものによっても、
車内の照明の演出というものは違う、と、妄想するのは、あまり外れたことではないと思っています。

DSC06938w.jpg

DSC06932w.jpg

DSC06933w.jpg

今年は、車内の画像がオンボード(名前の通りの)画像が多く、
ドライバーを後方から写している映像が少なかった気もします。

天候が雨の中、AWDのWRX STIを
ポルシェのGT3だかGT4がコーナーの立ち上がりで追い抜いて行くシーンは、
車両の平均速度が違いすぎるとはいえ、空恐ろしいものがあります。
ですがポルシェをドライブしている側とすれば、
何か危険を冒して行なっているわけではないのでしょう。
今年のSTIのドライバーは、日本人が2人、海外選手が2人の組み合わせでした。
おそらく、1人の日本人ドライバーは雨の路面が苦手で、その選手と海外の
雨でもドライでも安定してタイムを出すことができる選手との違いを観察していると
タイヤからのインフォメーションの感度の違いがあるように思えました。
ウェット路面に対して、常にグリップの出始めを探りながらステアリング操作を
しているかいないか。
これも路面が綺麗な場所で多くレースをする日本人選手の経験値の問題になるのでしょう。
コーナーにアプローチをして行く段階で、準備ができているかいないのか、
コンマ数秒のアプローチの違いができるのかできないのかが、雨の日のコンディションが
得意なのか不得意にしてしまうのか。
ウェット路面で常にコーナーの入り口で
(海外選手に比して)強目のアンダーを出しながらアプローチして行くのは、
自分で出しているアンダーのその先は、まっすぐ外側に行くしかないのだから怖いよな、でした。
これも積み重ねの問題になってしまうんだろうなと、自分の生活を見直し続けるきっかけにします。
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