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YouTubeを見続けて [雑感]

いままでYouTubeは見てこなかったのですが
この半年余り、はまってしまってついつい長時間見てしまいます。

おかげで読書量が激減してしまったのは、非常にまずいことだと、
半年経つと身にしみてわかります。

知識の新陳代謝が、読書と動画観賞では質量とも違うという事です。
面白いのはどちらも面白のですけれど。







動画観賞の優れているところは、海外の人たちの動画をみても
楽しめるということでしょう。

読書ですと、文字を読むことが出来ないと楽しむ、といった次元にまで行けないのですが
動画は、音声を理解できなくとも、映している画像を観察していれば、わかることもあります。

国内の海外の動画の差異も気になるようになってきました。

自動車関連が好きなので、新車の試乗動画や紹介動画を見ていると
日本と欧州との違いを見つける事が出来ます。

新車の紹介の仕方が違います。

日本の場合、試乗して走行している動画が多く、その走り心地や雰囲気をインプレッションする、
そのことに主眼が置かれています。その次に使い勝手。これも具体性に乏しく、画像で車の「雰囲気」を
伝える事が主体になっているように感じます。
専用の定規を持って新車の荷室の寸法を測っていた番組が、あれ以降出てこない理由もわかります。

欧州の場合、国によっても細かく違うのでしょうが私の見ていた範囲内では
ボンネットの開け方、給油口の開け方、ウォッシャータンクの位置、ふたを開けて見せる、
バッテリーの位置の確認、荷室ならばこれが積めてどれが積みにくい、そういう時はこうすると積める。
運転席に座った目線と同じ高さからの、ルームミラーの見え方、サイドミラーの見え方、前方の見切り、
振り向いた時の対角にある後方ピラーの見え方、後ろの窓から外がどのように見えるのか、
オーディオの使い方、エアコン、ボタンは使いやすそうかどうか、窓の開け方、などなど。
そのまま簡単な使用説明書になるようなことに三分の一ほど費やし、残りの三分の一を走行動画。
それも、幹線道路か高速道路のような一定速度で走行しているシーンを多用しているように見えます。
日本のように山坂道を、自動車評論家が走り回るのとは違います。

どこまでいっても実用第一。

わたしが見ている動画が、実用車たるものしか見ていないからかもしれませんけれど(苦笑)

整備環境が違うといったところが理由だと考えますが
ウォッシャータンクのキャップを開けて見せるとか、バッテリーの位置を見せるというのは
日本の自動車メディアでは、整備がしやすいかどうかを見せるためにそのような事を取り上げる映像を
見たような記憶はありません。
珍しい位置にバッテリーがあるとか、エンジンルームを撮影した時についでにバッテリーが映っていた、とか。

本来はこう言った事をもっと重視しても良いはずでしょう。
下にもぐって、エンジンオイルのドレンの位置を評論するとか、フィルターの取りやすさだとか。
そういうところまで細やかに設計されているかどうかも、自動車の評価のひとつだと思うのですが
見えないところですからどうでもいいのですかね(毒)

動画の取り方一つとっても、お国柄というものが出てくるようで、そういうものを
海外の言葉がわからなくても、動画ならば観て比較することが出来る、その点では興味深い事でした。
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