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解散する安部首相に評価を [雑感]

再増税延期のための解散総選挙になりましたが(多分)
そもそも、なんで延期をしなくてはならなかったのかと考えると
それは、一度に3%もの、消費税率を増額させてしまい
国内景気を失速させてしまったことが、原因なのです。
海外の情報ソースでは、日本は消費税率を上げたから景気を失速させたというレッテルを
相当以前から貼られているというのに、国内では、景気って悪くなっているようですよ、程度。
その失敗を安部首相は、この延期のための解散で、ちゃらにできたのかどうか。

でもおかげで、日本経済は生き延びることができたのでしょう。

首相の増税延期の判断に対して、もうちょっと評価をしてあげても良いとは思うのですが。

たらればを言えば、この判断は、去年の3月の時点ですべきことだったでしょう。
増税するとしても、景気の上ぶれ分の税収の増額がある以上、その分は、消費税率を軽減させる、とか。
そもそも消費税率を上げなくても良かった、とか。

国内にいると口うるさい人たちがいるので、外国遊説中に決めてしまえ、といったところでしょうね。

日本帝国陸海軍が、昭和の前期の戦争に、勝つ算段もせずに負けてしまった理由を
この消費税増額による日本経済の失速にまつわる、数字に客観的論拠を持たない官僚、
政治家、銀行家の発言・行動から、なんとなく想像ができそうなものです。

まだ、増税をいつにするか明確にしなければいけないとか言っていますが
今の国内の経済状況の悪さを導いたのは、増税主流派の人々なのに・・・。
彼らの言う、国際社会の信用とは
財政収支のバランスをとるという事なのですから
バランスをとるためには、景気を回復させて税収を増収させるのも
税額を上げて税収を上げるのも、どちらだって、第3者からすればどちらでも結構であるはずです。

自分たちに都合のよい数字を振り回すのが好きなのは、今も昔も変わらなかった。
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