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司馬遼太郎記念館、2020、1回目。 [Polo AWCHZ]

今年も、司馬遼太郎記念館に行ってきました。

Poloを運転するのが、ますます楽しくなっています。

いやぁ・・・(ニヤニヤ)。



広島行きの前から、ステアリングの入力に対する車のレスポンスが良くなってきて
これがタイヤの皮が一皮むけたのかしらんと、考えていました。

それは名阪国道を走ると明確にわかりました。

名古屋から大阪方面へ向かう、天理までの下りの行程が一段と、楽しくなります。

車って、面白いですねぇ。

司馬遼太郎記念館の展示企画は、前回訪問時と同じですが
前回、来館者が多く、ゆっくりと見学するには根気が入りそうだったので(苦笑)
この日、改めて来館しました。

今回の企画展は、
明治時代の知識人、教養を持った人たちは、どのような文字を書いていたのか。
文字を鑑賞しつつ、明治の知識人の人柄を思い浮かべてみます。

教養とは、何を意味するのか、広辞苑をひいてみましょう。

教養 1、教え育てること。
2、culture:Bildmng 単なる学殖・多識とは異なり、一定の文化理想を体得し、
それによって個人が身につけた創造的な理解力や知識。
その内容は時代や民族の文化理念の変遷に応じて異なる。

文化理想というものが、明治時代以降、欧州発の産業資本主義の導入をする日本から
徐々に変質を迎えたのではないかと。
神道などの宗教なども関係あるのかもしれませんが、
因数分解できてしまうような事柄を羅列するのも違うのでしょう。

明治以降生まれの秋山真之の世代は、自分たちは新しい時代の人間なので、
と自分たちの世代を卑下する意味で表現しています。
江戸時代の封建的知識を身につけている人、と、明治以降の知識を身につけている人とでは、
受けた教育の内容が違うということでしょうか。

社会に必要とされる人間像の差異がそこにはあるのでは無いでしょうか。
産業資本主義経済の中で、
資本家の求める労働者たるようにカリキュラムされた教育と
江戸時代に武家社会に求められていた教育とは、根っこが違う。

具体的なひとつには、漢文の素養、と言えるのかもしれません。

そして今回、大阪までの往復の行程を楽しいと感じたことを思い返してみるとそれは、
タイヤの65の扁平率が気になっていた今までと、全く気にならなかった今回の往復。
ここがキモだったのかとも考えたりします。

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