スピンターン

さて、先日の記事の少年ドライバー。

数年後、トヨタのWRCカーのテストをすることになります。

その動画を見ていて気づいたのは、スピンターンの巧みさでした。

私はスピンターンができませんが、スピンターンの何を見なければならないかは
門前の小僧のなんとやらで、見てしまいます。

欧州の、雪も降り始めた山奥の、車両のすれ違いも難しいような横幅の道を封鎖して
WRCカーのテストをしています。

山道のちょっとした広場に、チームの簡易のテントが張られています。
公道を封鎖していますので、Uターンをして封鎖して道を往復するのがテストランのようです。

そのUターンをするために、その場でスピンターンをするわけですが
これがドライバーによって差異が見れたりするのが面白いのです。

車のどこに軸を置いてターンをするのか。

数年前に少年だったテストドライバーは、キャビン、運転席の位置をずらさずに
ターンをし終えました。

あぁ、なるほど。

マキネンが採用してもおかしくはないと、このスピンターンを見て直観しました。
そして少年の動画で出ていたのは、カンクネンの運転教室のステッカー。