年末も私の問題

11歳の少年の雪上走行動画を見て、
自分はこの子ほど、真面目に車と向き合っていただろうかと反省させてもらえました。


運転席のポジションを丁寧に素早く決めて、
身長に合わないフルバケに、着ていたジャンパーをアンコがわりに押し込んだ上に座り、
キーシリンダーに入れた鍵をわずかに動かして、最短の動作と着火でエンジンを始動させる。

当たり前のことを当たり前にこなしている少年の動きに、
自分のしていることは、ずいぶんと雑なことになってやしないかと。

エンジンの掛け方、ステアリング、シフトノブの握り方。

この子は、独学だけで身につけたのではないでしょう。
しかるべき人物を見て真似たのか、もしくはこうするように指導があったのか。
いずれにせよ、私もしなければならないことを、少年は当たり前のようにしていたことに
大いに反省をしました。

トヨタが今季のチャンピオンを放出した理由が、この子にあるように思えてきます。

そして日本人が世界チャンピオンになれない理由も。

結果をもたらすことは当たり前。
さらには、プロセスはあって当たり前。

どちらが大事ではなく、どちらも大事。

買ってきた日本酒は、果たしてどうなのやら。